明治という時代の血生臭さとか、事件関係者たちの哀しみとかどうしようもなさが、最終的に二人の男たちの関係の中に集約していく感じ、すごくよかった……
好きな話
一番好きな話は「桜」で、事件の中身が主に由羅の語りで進んでくのがよかった。由羅→四ノ切への感情や最後の選択によって、江藤→師光への執着とか手段を選ばない怖さや情のなさが際立ってて…最後まで読んでから思い出すとさらにグサッとくるな…
@koyokomaru ありがとうございます………
@rain_of_kisses ミステリとしてもとてもおもしろかった上にあの2人……あのラスト……大の字になっています……
@koyokomaru 大の字に…なりますよね………
@rain_of_kisses ラストいつまでも噛み締めてしまいます……読めてよかったです！おすすめありがとうございます！
理解者なんていらないと思って生きてきた男がようやく出会った男はたとえ離れ離れになってもやっぱり唯一の理解者で、だからこそあのラスト、罰、愛…………