ただ画像生成AIに関する懸念点
AIがというよりは利用、公開する人間の方への問題が多いのではないか、という前提で、
・嫌がらせ目的で無断で個人のデータを集中学習させたAIを公開するのはいた(というか現在進行形で暴れているっぽい)からこういう人物はしょっ引かれるようになってほしい
(いまだに野放しになっているから「法整備が追いついていない」という印象が強くなるのでは)
・考証が必要なジャンルについては未考証のAIポン出し画像をたとえイメージとしても使用すべきではないと思う
(特に深刻そうなのが古生物系で、論文に添えられた復元イメージに明らかにAI生成された画像が使われていたり、展示物ではないとはいえ県立の博物館がポスターにAI画像を使用していたりしているのを複数観測していて、そのせいもあってかパレオアーティストの生成AIに対するイメージが最悪になっている様子)
・↑の件にも関連するけども、学習によって偏見が助長されるような生成結果が出てしまう点はどうにかできないのか
(一時期話題になった「テロ」と入れると髭を生やしてターバンを巻いた中東系の男性の画像が生成されるとか)(これはAI側に問題がある件)
ただ画像生成AIに関する懸念点
個人的にAI関連で明確に反対しているのはAIによる自動着彩技術をモノクロ写真に適用する件で、実際の色彩が不明なものまでそれっぽく色付けられてしまったり人の手が入ったところで意図的な「塗り分け」が発生してしまうのは倫理的に大問題だと思うし、20世紀始め頃ならば少数とはいえカラー写真も残っているからそれらと混同されてしまう問題もあるからこれだけはストップかけるべき(なんだけどメーカー側も自動着彩技術の利用先として積極的にモノクロ写真のカラー化を喧伝している感があるのでやめてくれ〜となる)