直接の大被災地ではないものの阪神淡路大震災の震源から20km圏で体験し、焼けた町も見たので「知った気」になっていたけど、津波の「ちから」そして「残酷さ」は、現地のこれを見て痛感した。
各戸の軒先であった場所に、色々なものが集めて置かれていた。掘り起こしたものを一時的に置いているのかな…と思いながら歩いていると「持ち主に届きますように」との添え書きが。
…ああ、そうか…。津波で押し流され、引き波でまた流されて…。今ここで見つかるものは「ここにあったものではない」誰かの思い出の品なのだ、と…
3月11日。それから4か月後の、街。この光景を、忘れないように生きていく。