いや、まあ、それが今の価値観に合致するかどうかはともかく「そう思う」人はいるとは思うのですよ(当事者としては悲しいというか「そうか…」という諦念になるのですが)

今の50代後半から60代以上辺りの世代は「男らしく/女らしく」を強烈に教育・指導されてきた世代でしょうし、それに馴染んだ感覚から見たら(いわゆる)オカマなんて社会規範から外れた欠陥品であり(恐らく男性同性愛かつ女らしい仕草の男性もしくは女装者しかイメージにない)それを公的に認めるどころか社会システムに組み込むなど「愚行どころの話ではなく全くあり得ないことで社会正義に反する」と本気で思ってるでしょうから、難しいのですよねぇ…。

恐らく本人にいくら説明しても「感覚的に受け入れられない」でしょうからマジでどうしようもなく、そういう時代じゃないから「引退して」と周囲が持っていく・持っていける人を政治/行政の場に送るしかないんだろうな、と…(選挙はほんとに大切な機会

首相秘書官、性的少数者や同性婚巡り差別発言
mainichi.jp/articles/20230203/

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当事者としては、とても悲しい。でも、ずっと、こういう世界で生きていて、こういう見方の中でひっそり死んでくんだなぁ…と思って今まで来てるんですよね。

人生の伴侶とする人が苦しいときに法的には何の手助けもできず、命の瀬戸際という状況下では「家族でも親戚でもない」ただの他人として看取りどころか見舞いも許されず、社会的に存在が認められていないので(ご家族の迷惑になる心配から)葬儀にも「参列すらできない」という状況の人を何人も見てきたし、自分にもし今後そういう人が出来てもそういう不義理をすることになるし、自分も一人ひっそり死んで「無縁仏」として社会的に物理的にも消えてくんだなぁ、と…

そして「政府の意見ではなく『個人の意見』だ」という凄まじいパンチが飛んでくる訳で、これ「社会はどういう勘違いをしてるのか知らんがワシはこの観念で生きていく」と宣言したのであり、当事者はこういう人がいる中で生きていくんだな…と改めて打ちのめされる訳で、ね…

首相秘書官が差別発言を謝罪・撤回 「個人の意見」|毎日新聞
mainichi.jp/articles/20230204/

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