当事者としては、とても悲しい。でも、ずっと、こういう世界で生きていて、こういう見方の中でひっそり死んでくんだなぁ…と思って今まで来てるんですよね。
人生の伴侶とする人が苦しいときに法的には何の手助けもできず、命の瀬戸際という状況下では「家族でも親戚でもない」ただの他人として看取りどころか見舞いも許されず、社会的に存在が認められていないので(ご家族の迷惑になる心配から)葬儀にも「参列すらできない」という状況の人を何人も見てきたし、自分にもし今後そういう人が出来てもそういう不義理をすることになるし、自分も一人ひっそり死んで「無縁仏」として社会的に物理的にも消えてくんだなぁ、と…
そして「政府の意見ではなく『個人の意見』だ」という凄まじいパンチが飛んでくる訳で、これ「社会はどういう勘違いをしてるのか知らんがワシはこの観念で生きていく」と宣言したのであり、当事者はこういう人がいる中で生きていくんだな…と改めて打ちのめされる訳で、ね…
首相秘書官が差別発言を謝罪・撤回 「個人の意見」|毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20230204/k00/00m/010/002000c