初めて4時始発ルールを越えて「繰り上げ」られた146番市内バス…その分増えたのは「無賃労働」|聯合ニュース(韓国語)
yna.co.kr/view/AKR202301210342

清掃員として早朝のソウル市街へ通勤する中高齢者で朝4時台前半にラッシュ輸送があるソウル市内バス、その混雑が顕著な146番系統が始発を繰り上げたらどうなったか…というお話。

ソウル中心部で清掃員として働く中高齢者は低家賃地域居住が多く、そういった居住者が多いソウル北部からの146番バスは4時の始発(組合協定で各車庫から4時出庫)時点から5分毎名目で各便が数台続行する「事実上の連続運行」でも満員ということで有名で、今年の年始仕業日に現地訪問した国務総理が利用者の声を受けてソウル市に掛け合い、組合協定を越えた3時50分始発の8146番バスが新設されたと。

ここまでなら「利用者の声を反映させた」という美談とも言えますが、清掃員の契約上の出勤時間の多くは6時だが「オフィスビルや学校内を『出勤者が来るまでに』清掃を終え水ぶきの水分も切ること」を「少人数の配置」で求められるため各自が早出せざるを得ず、それで朝4時にラッシュが出現するという社会背景を変えずに「出勤に便利な3時台のバスを走らせた」ということで、その結果は「無賃労働時間が増えた」だけと…

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この「市内バス始発の物語」は2021年4月にもKBSテレビのドキュメント番組にも紹介されていて、この番組ではソウル市内バス最長距離路線かつ始発ラッシュがある160番系統が取り上げられています。なかなか、考えさせられる事象です…
youtu.be/IumCG-CCJxg

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