シンガポールは公用語は英語だけど、中華系の人が7割以上を占める国なので、漢字の名前も割と見ます🙌ヤクンカヤトーストの本店もチャイナタウンの近くにあり、ロゴの表記も「亞坤(Ya Kun)」
と同時に中華系の人々は政治的に冷遇されてきた過去もあり、そのような境遇で生き抜くために作った華人コミュニティ「会館」の建物が今もいくつか残っています。写真のレストランも、上を見上げると大きく「清遠会館」と打ってあり、元はそういう建物だったことがわかったり。
主な参照先はこちら📚(私が持ってるのは一つ古い第4版)
「旅行に行く際、ガイドブック+アルファで読める、その国の歴史や文化やトレンドがわかる本ってある?」みたいな緩募したときにフォロワーさんが教えてくださり、とても重宝しました
その節はありがとうございました
https://www.akashi.co.jp/book/b591780.html
ちなみに「清遠会館」は「清遠(広東にある地名)出身の人々の会館」を意味していると思われるのですが、このような同じ原籍地の人々で結成された会館のことを特に「同郷会館」と呼びます。
水都の桃花村に行く拠点となる建築も同じ名前だけど、これは明代において南京などの大都市に出稼ぎに来ていた行商人たちが相互扶助の拠点として建てたものだそう。(歴史的にはこちらが先)
なお、どうして「同郷会館」から桃花村に……?というのは、正直なところよくわからない。水都くんのことだからちゃんとした理由があるんでしょう?と思いつつ、まだそれらしい情報に辿り着けておりません……。気になる……!!