muyeさんの新作読みました…!今回はマイノリティの人々が主役で、大らかな鄭和さんの「わたしはこの光景が好きだ。……」に対する頬紅売りの男の吐き捨てるような重い悲しみに思わず俯いてしまった ……
水都知らなくても読めるからフォロワーさんにも読んでほしい
天灯の願い事といえば、桂英さんと宗保さんと同じような境遇にある人の中にも、2人のように「願いごとをしっかり抱いて正々堂々天に訴えることができ」街のみんなと願いや悲しみや祝福を共有できる人たちと、そうでない人たちがいるはずなんですよね……
そういう「そうでない人たち」を透明化するでも白日に晒すでもなく、強く豊かにその存在を描き出せるのすごいなあ…と思った好きなシーンたくさんあるけど、木に引っかかった天灯を飛ばすシーンがとても好きでした……
@konno_s100 感想ありがとうございます〜 木に引っかかった天灯を飛ばすシーン、割と最初からあったイメージで、それを核にして膨らませて来たので、好きと言っていただけて嬉しいです。書いているうちに呂颯さんの人生がどんどんハードモードになって、天灯が飛んだぐらいでは気が晴れなくなってしまい、もうどうしようかと…時間が経てば元気になってくれると思うんですが。おっしゃる通りマイノリティの話でもありかつどちらかと言えば埋没して暮らしている人たちの話なので、覗き見的な書き方にならないよう苦心しました。こんなに難しかったとは…
@machino_y こちらこそいつも素敵な作品ありがとうございます ハードモードだけどありがちに思える人生、まさに天灯が飛んだぐらいでは気が晴れないのがリアルで、覗き見や勝手なイメージじゃなく生身に寄り添って見ているからこその表現が各所にあって引き込まれました……最後、少し元気になっていきそうな片鱗を見られて、これからは天灯がたくさん昇っていく景色を見る心持ちも少しずつ変わっていくのかな、と思えたのもよかったです
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