#dqx65 本題ここから #ヒューザへの道
さてここで、順を追うのでミトラーの語る神化の話をはさんでおきます、後で本題に関わります。
星巡りは神の意志で決定された催し、Pプランです。が、そこで選定される「力を与える英雄」自体は天使が選んでいい。そこはプランに縛られた中で裁量権はあるわけです。
そしてミトラー曰く「力というのは神の力、神化してもらう」
「いままでの[世界を見守るメイン]の神ではなく、これからは守護神が必要」。
守護神をつくることを裁量権で決定したわけですね。
https://foresdon.jp/@konchie/111401140795046447
こんちえ目線ではこのとき、ジア・クトなんて知りませんから
ルティアナ神がジャゴヌバと荒事をやることになって散ったから
単純に主神の座もあいてしまったし(竜と人の神の座も長期空席(人のはどうしてんか知らんが)だし)
仮想敵に対する有事を想定して、新たな神、そして戦闘力もそなえた神が欲しいのかな
くらいにしか思っていません。ところが実際は仮想敵なんかじゃない。
#dqx65 本題ここから #ヒューザへの道
ここでミトラーの知識をみましょう。この時点で、
天星郷で禁忌とされたジア・クトが故郷ゆりかごを滅ぼしたという情報
魔界の切り離し方策の原因となったジャゴヌバも実はジア・グオヌバ
ジア・クトはいまだ捕食対象として自分たちを探しており、アストルティアの楯によりかろうじて世界が守られている事実
すべて知っています。
すべて知った上で、ルティアナ神の戦いを踏まえて仮想敵みたいなもんを想定した「ふりをして」
はっきりジア・クトを意識して「守護神が要る」と言ったわけです。最終決戦まで見て「すごい言い方だな」としか思えない。
仮想敵相手の守護ならまあ適度な戦力があればいい、となりますが、
実際はガチの戦神が欲しいんですよ。アストルティアの楯の加護が何かでなくなったり、薄まったりして、将来ジア・クトに今の世界が見つかった時でも、ルティアナ神がしたように「ジア・クトと」対峙してくれる存在が欲しかったんです(そして将来、すぐ来た)。
#dqx65 儀の単なる準備不足でない不足 #ヒューザへの道
あと、強大な力を一個体に与える「神化」に際し、
「Cチェックという文化が機能しているなら、神化の儀の時にAアクションすべきこと」をやっていませんね。
後半少しは機材まわりをチェックするようになったあれ?確かに最初はやっていませんでしたが、そんな最低限の基本のキの話は単なる叩きになるのでしません。誰でもそう思うし。
神化というのは「天星郷下の」「力持つ者」を増やす儀式です。特に今回、どう見ても戦神を増やしにかかってます。
天星郷に「間違うかも知れない」という文化があったなら
やるべきことは「神化辞退をするか否かに関わらず、天星郷下「以外で」神化と同等の力を持った・得た者を作ること」。
ジア・クトに入り込まれる以外にも
間違う要因はそこらじゅうにあります。神が、かも知れないし、天星郷が、かも知れないし。
そもそもルティアナ神が産んだ神すら離反する世界です(ナドラガ神)。
すべての英雄を天星郷下で「神の力持つ者」としてしまうと
何かあった時の「抑止力」が失われる。
#dqx65 儀の単なる準備不足でない不足 #ヒューザへの道
同属性同士で抑止しあえるならいいのですが、同属性を疑えない性質の天星郷にはそれも期待できません(Cチェックの文化が無いから)、星巡りで「滅私奉公できるかも基準として見てる」と書きましたが。9だって天使のままでは上級天使にすら逆らえなかった、ドラクエの天界というのはそういうところです。
一強の驕りという病も抱えやすくなりますしね(既にばりばり病んでるだろう、上位存在として)。
でもすべきことをやらない。神を盟主といただく都に間違いはないと盲信しているから。
残った主人公(とまあフォステイル)が伝手を頼って全て解決することになりました。主人公が残ったのは天星郷の采配じゃありません。本来なら采配すべきです(もっと大人数な💢)。
#dqx65 今だから書けることをちょっと挟みます #ヒューザへの道
本職僧侶のキャラだかプレイヤーだかわからん文章のうちに。
対ジア・クトの戦い、「最初から」戦う義理のあった存在、は実は場にいないと思います、という整理を書いておきます。
それはルティアナ神からしてそうです。ゆりかごで一番年若いから、侵略から逃がされたとはいえ
追っ手がかかって自分の力でどうにもならないなら、そんなのしょうがないじゃん?
せいいっぱい逃げて、作れるだけ新世界作って、
ジア・クトが自然に見つけるまでの間だけでも、数代だけでも人もけものも生を謳歌してくれ
それ以上のことはできない、っていうならそりゃしょうがないですよ。
天使たちも(古き世のレクタリスを含めて)そうです。
そういうルティアナ神を盟主といただいて、世界を自分たちのできる限り守る使命をもって生まれたといったって
できないことだってあるでしょう。
ただ、今は、そんなやり方でなく最後まであがく義理はあると思ってます。
#dqx65 今だから書けることをちょっと挟みます #ヒューザへの道
ルティアナ神、少なくともレクタリス・イルーシャ・ナラジアと、在ったはずの命に手ェ出してなんとかしようとしました。
そこ手ェ出した時点でもう後には引いちゃいけない。先に書いたいわば
力不足による世界の産み捨てをして、短い生を謳歌させて見合った信仰だけ受け取って、また逃げ去るかジア・クトにやられるかする
ということをするなら、3つの命に手ェ出す前に諦めてなきゃいけない。
天使たちも、ミトラー(というか歴代の天使長)なんかアストルティアの楯まわりのエネルギー配分まで権限持ってます。
悪神化したらえらいことになる神化の儀も回せるしね。
影響力を持って上位存在として生きるなら引いちゃいけない。
引くなら権限も放棄すべきです。
ついでに……アストルティア防衛戦になったから地上由来者は戦ったんで
それこそ主人公たちにも戦う義理自体は無い(笑)。
勇者盟友、世界の危機にはあたってますが、本来は対魔界の戦力ですし
それだって魔界切り離し方策から生まれたものだったし。
#dqx65 炉とユ #ヒューザへの道
さてv6を通して示された事実として2つ書きます。
ひとつめ。神化の光炉の仕様。
2タイプどちらも「魂の練度」が基準です。
初期型は魂を直接焼く、魂が神化に見合っていれば神になる。
炉が、文字通り機械的に魂の練度を判定してしまうシステム。シンプルですが
不完全な神化をして意識不明になった例もあったし、当然失敗も出るんでしょう。魂焼いちゃって失敗でしたってのはけっこう悲惨です。
実際使われてたのはまず導きの天使の前審査⇒星巡りを経て魂を検分(上位天使にある程度の裁量権がつく)、
合格すれば魂の燭台に火がともり、
全クリの燭台を炉にもってったら神になる。
練度判定を外注するタイプの炉です。外注先は儀をおおせつかった天使。
#dqx65 炉とユ #ヒューザへの道
メリットは種が仕込まれるなどの外部要因が無い限り、「失敗」事例は減ります(失敗になる人材はそもそも不合格になるので)。
デメリットは「そもそも炉の機械的練度判定を代行できる星巡りを天使が代行できているかに、判定基準が委ねられてしまうこと」、
カンティス試練レベルのゆるゆる裁量がアリになってしまう、ありていにいえば天使基準の裏口合格だって可能っちゃ可能な仕様です。
神化した英雄たち、初期型炉でも全員神になれたんでしょうかね、奇しくも初期型炉で神化した面子以外、全員消失していますが。
(初期型炉が機械的だから正しいとも限らないんですが、練度を数値?で見ているとかであれば、裏口合格可能な仕様よりは信用できるでしょう。)
メリットデメリットまで書いてしまいましたが炉の仕様のポイントに話をもどすと、一応どちらの炉も魂の練度が基準、ということはわかると思います。
#dqx65 炉とユ #ヒューザへの道
ふたつめの事実にいきます。終盤で力不足を感じたユーライザさんが初期型の炉に身を投げた件から読み取れること。
なかなか唐突ではありましたがこの描写は
最後に神化能力を借りる意味「以外で」必要なんだろうと思いました。
なにに必要な描写か。独自解釈みの強いターンいきますよ。
先に書いた魂の練度判定とあわせ、この2つの事実は恐らくひとつのことを示しています。
「天使は神化できる、そして恐らく神化に一番適しているのは、地上の各種族ではなく天使」。
(※性根はともかく、あくまで魂の素材として)
#dqx65 炉とユ #ヒューザへの道
不完全ながらユーライザさんは神化を成功させました。
天使もまた神化できる、ということです。
(前世レクタリスの影響は格好から0ではないでしょうが、語られてないので不明ですが
そこめっちゃ重要だったらデンデロベーが割れた光輪食べないと思うんですわ
あと「先祖返り」だったら光輪が魂、って感じになってると思うから、割れて食べられた時点で死ぬはずで、あれは不完全な神化は神化で、先祖返りではないんだと思います)
また、転生を繰り返す、つまり魂がぐるぐる廻り続ける天使、
神化前提で魂の練度を上げる、ということも
天使たちの中にそういう文化があればできると思うんですよ、
磨き上げる、というのか。
地上の各種族であれば英雄クラスの練度を要求されるところ、
特段磨き上げをするつもりもなかったユーライザさんが不完全ながら成功している。
転生で変化しづらいというのは、意識にはたらけば悪い面にもなるけれど
魂レベルで見たら「やろうと思えば同じものをずっと磨き続けられる」というのは強みです。
#dqx65 炉とユ #ヒューザへの道
(デンデロベーが光輪食べて魂のクラスがどうの言ってたのもしかして関係ある? 超わかりづらいですけど)
ところがそういうことは普通の天使はしない。
そもそも自分たちの力を見極め、磨く、というのはチェック・アクションの文化ですから存在しません。
あとまあ道すじから外れたがらない天使のこと、そもそも星巡り以外で
神化まわりに触ることすらユーライザ以外は考えなかったんでしょう。
そして考えの根底には「神さまが星巡りで種族たちから選べって言ったから」そうするんだ、ってのがある。
前置きに天使は所与性の権化と書きましたが、「神の名のもと」なんですね、それは。
変化がないのはまずここが出発点です、神がかりのPプランのもとDo動いてるんだ、というお墨付き。変化のしづらさがこれに拍車をかけて天使を所与性の権化に磨き上げている。そっちに磨き上げない方がいいですよ。
#dqx65 天使が ミトラーが できたこととやったこと #ヒューザへの道
v63あたりにミトラー成長譚みたいのが入っていて、ぴんと来なかった話をしましたが
守るべき対象を具体認識する、というのはそもそもミトラーの成長すべきポイントとはズレてるんですよね。
ひささんがあのエピソードを、レオーネがジア・クトを盟主にいただいて動いた後半と同じ話、と言ってて
ああそもそも成長譚のフリした別の話だったのか、ということで初めて腑に落ちました。
QT ひさ @hisadq10munou 𝕏 post
> 6.3は前半と後半に別れていますが、この二つは見た目は違っても同じ話です。
> 絶望してへんなやつらの仲間になって困ったことをする人がいるので何とかしようという話です。
https://x.com/hisa_dq10_munou/status/1620145660501831680
ミトラー成長ポイントに話を戻しますが。神を盟主といただく所与性の権化たる天使ですが、v6開始時点で既に神の名、ゆらぎまくりでしょう。(続
#dqx65 天使が ミトラーが できたこととやったこと #ヒューザへの道
ゆりかごでこそ最も若い神でしょうけど、アストルティアにおける全神の母、絶対神ルティアナが、ジア・クトのひとかけら、恐らく先遣隊であったジャゴヌバに敗北を喫した世界で、かつ神がみずから魔界のことは過ちだったと「PDCAのC」をやった世界です(「かつ」以下はユーライザの代理が魔界見てて、鉱石天使だったりすると、ミトラー含めて他の天使の誰も知らないかもだけど)。
それでなお、ミトラーは今までのやり方を捨てられないんです。星巡りで自分たちに裁量権がある部分で、戦神にふさわしい者を選ぶくらいしかできない。それをした時点でアストルティアの楯の、神の加護が絶対ではないかも知れない可能性を見ている事実には目をつぶる。そこで目ェ開いてCチェックするのが本当の成長ポイントです。
#dqx65 天使が ミトラーが できたこととやったこと #ヒューザへの道
決死隊の出発時に、ハクオウが
あなたがた天使は戦わないんですかと言います。
v6否定派の人はたぶん、なんとなく天使たちの無責任さを浮き彫りにしたように感じるんじゃないかな、とか思いました。
これちょっとうまい台詞だなと。どうしてもな事態に総力戦を想定する以外には「もとより戦うつもりがない」くらいの勢いなんだよね実は。
(同時にハクオウの変化も描いてはいると思う、元のハクオウであれば、戦線に加わろうとしない者は捨て置く気はした)
だって守護神、戦神を選定しといたんだもん。総力戦になる事態になるまでは、仕事はそこで終わった想定なんだもん。
守護神のこと書いたv60のつぶやきに一緒に「星巡り、滅私奉公してくれそうな属性かどうかも見てる」って書いてんですが、
「自分たちと同じように神のことわりを盲信する可能性のある」戦士を選んでおいたんだもんね。
#dqx65 天使が ミトラーが できたこととやったこと #ヒューザへの道
ああ守護神ってつまりそういうことか、ここで最前線に立たせるために選ばれだんだ、そりゃあいざって時に死ぬ気で戦う神として力を得てくれとは言わないよな、にこにこと守護神になってくれって言って最前線に放り込むって事なんだな、というのが天使たちの態度からヒシヒシ伝わってきました。むしろ皮肉として描くなら下手に総力戦なんかやらない方がいい。
(しかも神になるかは選べると言いながら、星巡り自体を断ったギルガランは「英雄に選んでやった誉れを捨てた」とボロクソなので、まあそういうアレでしょう、「選べる(隠喩)」。)
少し前に、後世において盟友という名をつけるということは勇者より先に死ねということだ、と書きましたが、守護神という名にも意味があったんですよね。
https://foresdon.jp/@konchie/111928325752756677
参考https://foresdon.jp/@konchie/111746604207644769
#dqx65 天使が ミトラーが できたこととやったこと #ヒューザへの道
(それはそれとして、「戦場では足手まといな者」が「戦場以外を自分の戦場とする」、という方向なら、その考え自体は別に否定派ではなかったりはする。神化失敗と思ったままあえてついてきたユーライザさん、ラダ・ガートのできると思ってやったんじゃなくやったあとで英雄になるみたいな話もあってだろうけど、それはそれで疑問符もわいた。ただ恐らく他の天使は足手まといというのは言い訳にすぎない。)
#dqx65 天使が ミトラーが できたこととやったこと #ヒューザへの道
もしこんちえの仮説が合っているのであれば、天使たち、素直に読む場合よりはるかにヤバい無能です。
でかい権限もらってるのに。また今回のように失敗することもあるだろう文化で生きてるのに。
足手まとい、事実ではある。じゃあなぜ足手まといなのか。
磨けるものを磨いてこなかったから。
権限だけ持っておいて、やれるかも知れないことでもしない、そんなことをしろとは神に言われていないから。
神のプランをドゥすることしか知らないから。
神のプランは絶対、と言い張って一生チェックをしないから。
自分たちの力不足も間違いも正さないから。
神を盲信していればラクだから。
#dqx65 ここで若干脇道の話 #ヒューザへの道
といっても軽く……元の意見が誰のものだったか、はたまた考察まとめあたりで見たのか本当に記憶に無いので……(すみません)
「ジア・クトたちもまた、『ゲノスがのりうつることで[神化]したひとかけら』を神としてあがめ生きていく存在」って話してた人がいて。
なるほどそういう見方をすると、
・ミトラーや一般天使たち
・主人公たち([たち]は主にユーライザ)
・ジア・クト
の三ッ巴対比なのかな?と。
ジア・クトは天使たちと対照的に、めっちゃ厳しく磨く、練度を上げる文化があることを口にしますよね。鉱石生命体らしく研磨って言ってますけど、研磨やたら出て来てた。
そうすると絶大な力が得られるんだけど、(まあ創生力が他力本願にならざるを得ないという特性は自業自得で得てても多少同情しつつも)性根がああだとああなる。
そして磨かないと天使たちみたいになる。
結局主人公たちしか勝たんかった、と。
考えて磨けば強くなるよ!って、これ、そういうことをガチな安西先生節で語ってるんだと思います。
#dqx65 ユーライザは実は(褒めてるは褒めてる)アレの不完全ながら……の理由 #ヒューザへの道
天使の変化、将来的な可能性も含めた変化については、……これ描き方がわかりづらいのが本当にもったいないんだけど、ユーライザを描くことで描きたいんだろうなと思います。
無茶やってるようにしか見えない(ほんともったいない)んですが、ユーライザさんの「なんでそんなことすんの」は他の天使の「なんでそんなことすんの」とは種類が違うんですよ。もっと言ったら格が違う と言えてしまう。
彼女、天星郷で過去も未来も含めて、唯一PDCAサイクルを回した天使です。PDCAを輪にしたら光輪をいただいた!?ってちょっと駄洒落みたいに読んでしまった()まあ前世も持ってんだけど光輪。
人間を愛するところどまりだった、プランをドゥして終わったレクタリスの魂が次の段階にちゃんと磨かれてる、ってことを描きたいんだと思いました。
#dqx65 ユーライザは実は(褒めてるは褒めてる)アレの不完全ながら……の理由 #ヒューザへの道
人間を愛する、守るためにどうしたらいいか、自分の実力不足をCチェックしてやったAアクションが「神化の光炉に飛び込む」だったんですよ。
はた迷惑なやり方ですが「一歩踏み出して」ます。
チェック・アクションできないやつら、一歩も踏み出さないのにはた迷惑なので、踏み出してもらった方がまだマシです。
方法はどうあれ、だから、魂が磨かれたから、不完全ながらいち天使の身で神化したんだと思いました。それで次のサイクルで決死隊プラン(P)に乗る話なわけです。
ちなみに最初の方で書きましたが次点の可能性がピュトスです。
普通に話を見ているだけだと、間違える自覚のある人間にとっては簡単なことが
できた(しかもはた迷惑な形で)というだけでドヤ顔されても……
と思ってしまう描き方なのが非常にわかりづらいポイントです。
#dqx65 ユーライザは実は(褒めてるは褒めてる)アレの不完全ながら……の理由 #ヒューザへの道
「新人研修レベル」だし、アストルティアにおいても
神の信徒たる僧侶すら、まさにクエストで教わる。
https://foresdon.jp/@konchie/111330946557461835
でも天使は種族レベルでチェック・アクションができなかったやつらで、できないのが業みたいな種族です。
その中でただひとり、はた迷惑な形だろうと、一歩を踏み出した存在
と考えると、小さいながらも天使にとっては偉大な一歩なんですよ。
成長譚挟んだミトラーすらできてない一歩ですからね。(一度道は外れてみたけど)ミトラー0歩だから。具体的にアラモンドのためにと一歩サイクル回せたりはしなかった。
また「神化の光炉に身を投げる」と書くと謎多き無謀行動っぽいですが、ようは「天使を捨ててる」んです。
イザヤールのアナグラムなのもわかるけど、9主に近いんじゃないかな。
#dqx65 ユーライザは実は(褒めてるは褒めてる)アレの不完全ながら……の理由 #ヒューザへの道
こう見てくると「天星郷では」いちばんかっこいい存在なんだけど、いかんせんわかりづらすぎて素直に感動できないごめん。
というか、(もう9未プレイ10プレイヤーの脳にはなれないマンだけど)もし9未プレイだったらこう思うかというとたぶんNoだと思う(社会人なってからやったナンバリングの記憶が薄いのでなんとなくわかる)。オマージュは隠し味であるべきでメイン味つけにしちゃいけないと思うし、なんなら9やった方が素直に感動できると思った。「10のver.6」としてわからせてほしい。
9未プレイひささんがものすごい総括上げてらっしゃいましたが、あんな読解の天才はひと握りなので。ひと握り前提でもうすこしみんながわかるようにお願いしたい。
#dqx65 ユーライザは実は(褒めてるは褒めてる)アレの不完全ながら……の理由 #ヒューザへの道
オマージュにしては9と逆に前世から失った光輪を手に入れてる、10としてもここ「間違える生き物として行動できた」のに古き世の天使(本物)がいただく光輪持っちゃうあたりもわかりづらい。レクタリスは使命としてだけど光輪はみずから失った天使なわけだし持たなくていいのでは(しかも最終的にデンデロベーが食うの適当感がある、レクタリス影響そこまでではない感は出てるけど適当すぎる)。とにかくもっとわかりやすくやってほしかった!
#dqx65 ユーライザは実は(褒めてるは褒めてる)アレの不完全ながら……の理由 #ヒューザへの道
……いちおう物語を作ったことのある人間として、
多分岐解釈できるところの一分岐を書いてるに過ぎないことはわかっています、とは書いておきます。
自分が天星郷に思ってた感覚で読むとつながる解釈を選んで書いただけ。矛盾もあります。
また、設定を多分岐で読めるまま置いておくこと自体はあることですが
それが歓迎されるのは、多分岐解釈できることが「エモさを増す」場合のみということもわかってますし
そうでない場合は「わかりづらい」という評価がくだることもわかっています。
ここも後者の評価をくだすべきと思っていますし、リプ元の「わかりやすく」連呼を書いた理由もそこです。
#dqx65 カリスマ? #ヒューザへの道
ちなみに。ミトラーが全ての情報を握った上で
チェックもアクションもせずに流されていったように書きましたが。
ミトラーが敬虔な天使(直喩)でなく敬虔な天使(隠喩)で
ほんとは神様の恩寵はそこまで重視してなくて
でも重視してるふりしてればチェックもアクションもせずに
英雄たちには守護神という名のジア・クト殺す駒になってもらお!ってできる!
って思ってたならまた話は別で。
ただそれを采配したことをカリスマって呼ぶのは絶対反対ですわ。腹黒小物。
チェックもアクションもできないと思ってたらそういう腹芸やる判断力はあった、というならそこは評価してもいいけどね。
#dqx65 勝利報告から祝勝会の流れは皮肉ちりばめられすぎて眩暈がした。 #ヒューザへの道
ミトラー、ユーライザ神に敬意を表して云々て、お前まだそんなこと言ってんのかとツッコミ待ちですよねっていう。
ユーライザさんに称えるべきところはあれど、活躍したからでも神になったからもでない、光炉に飛び込んだから というのもちょっとズレてる。「天使たれ」という規範から、所与性の権化の殻をぶち破ってPDCAサイクルを回したのが称えるところです。
トップに据えてみてもいいかも知れないですよ、破天荒ですが。だって天星郷はCチェックができるのがユーライザさんただひとりのまま回る都です、他よりマシです。
そしてそんな軽口を叩く流れにはなるのに、ミトラーは司令官として言うべきことを言ってませんね。
第2砲があったからなのでまあ現場を責められても困るっちゃ困るのですが
作戦行動と違うことをして(それが原因じゃないけど)、帰還時点で神が3柱消えてるのを見たら、作戦行動に背いていきなりゲノス戦に突っ込んだことは指摘されそうなものですが。
#dqx65 勝利報告から祝勝会の流れは皮肉ちりばめられすぎて眩暈がした。 #ヒューザへの道
神増やそうって始まって結局フォステイル以外消えてなんだったんだ
という指摘が多いですが、
天星郷はミトラーすら最近まで、具体的に地上のアストルティア人を守るとはなんなのか考えてませんから
ジア・クト知らない天使は、神様減ってさみしい~そろそろ星巡り? ルティアナ様のこと恐かったし仮想敵から守る力欲しい~みたいな漠然とした考えで、実際来たのからは守られてよかった程度
ジア・クト知ってた天使は敵想定なのはジア・クトで、自分たちの責務は果たされたと(この結果をみてなお)思ってる感がある。ゲノスが語ってった創生の力をなくした理由とか、まだ警戒すべきものありそうなんだけど(べつに今なにもなくたって今後あることを想定したほうがいいんだけど)、考えをすぐ移せるほど頭やわらかくないんですね。
サイクル回せない人的には責務終わったことになっちゃう、戦神が(犠牲になったか否かはもう置いといて)守ってくれた、めでたしめでたしにしたいんですよ。
#dqx65 勝利報告から祝勝会の流れは皮肉ちりばめられすぎて眩暈がした。 #ヒューザへの道
そしてやっぱりジア・クトの脅威が除ける戦神が欲しい、が第一だったんだなあという。
#dqx65 勝利報告から祝勝会の流れは皮肉ちりばめられすぎて眩暈がした。 #ヒューザへの道
祝勝会でも「罪付きユーライザは活躍してあがなわれたであろう」と的外れな発言を炸裂させる天使が。
「あがなわれた」「であろう」がまずすごい
チェック・アクションの概念が無いから、罰してそのとおり償ったら罪が雪がれるのでなく、みんながなんとなく「あがなわれたな」って思ったらあがなわれた「ことになる」んですよ。
(追加クエには罪と罰ってタイトルあって、けっこう楽しみにしてます)
あなたがた天星郷のいままでのルールで罪付きになるのと同じことやって神化したんですよユーライザさん。
罪付きになった時は人間一個体が対象、ユーライザさんが道をはずれて助力したことでネルゲルに負けなかった(主人公)。
今回も同じように道をはずれて、対象の天星郷(と地上)が無事だった。それであがなわれるんですか?
#dqx65 勝利報告から祝勝会の流れは皮肉ちりばめられすぎて眩暈がした。 #ヒューザへの道
もちろん今回はハッキリと、自分をチェックしてアクションとして動いた結果ではあります。
ただ「あがなわれたであろう」の天使はサイクルを回せる側の天使ではないのでそのことには気づいていない、にも関わらずこう言う。神を盟主といただく都が無事ならなんでもいいんですか?
#dqx65 勝利報告から祝勝会の流れは皮肉ちりばめられすぎて眩暈がした。 #ヒューザへの道
極めつけはゲノス化ルーベ! 最後まで本当にびっくりするほどチェックができない! もう皮肉オブ皮肉!
戦力が祝勝会の場に集まるなら、もう祝勝会にジア・クト連れて来るしかないんですよ。
祝勝会にジア・クトを!?ってなる? そのために(恐らくラダ・ガートはあの戦闘がなくても消えてたけど)天使1人が犠牲になってるんですがそれでも?転生するから今生の死の痛みはおっけーなんですかね? 所与性の権化から一歩も出ない天使の考えそうなことです。
びっくりするほどいけすかなくて格好悪いですよね。彼らをただ叩くのが赤子の手をひねるくらい簡単だし、公式もいけすかないと発信しているので、たぶん「こういう人たちの格好悪さ」を浮き彫りにしたかった、というのが狙いなんだと思っています。
そんなこんなで、天は人の上に神を作ったが、いまは人の上に神は天使は在らず。
正直わかりにくかったですが、解釈が合っているのであれば、よくわかりました。
#dqx65 #dqx45 クエスト581 捕足?蛇足? #ヒューザへの道
土曜深夜(つまり日曜)上げたver.4と6の話、
こんちえは共通点は「種族特有の欠陥」とか「長のなすべきこと」とかだなと思います。
書いたように諸悪の根源の件は同じではないです、4は書は放棄して積極的に世界の崩壊を引き寄せるのはやめましたが、書を作っちゃう諸悪の根源エテーネの民はそのままなので今後が注目状態ですね。
かつて大魔王も誰も成し得なかった世界の崩壊を、巻き戻ったとはいえ唯一成したのがエテーネの民。
主人公がエテーネ最後の王の王弟子で現大魔王(大魔王としてはなんもしてないよ!主人公単体では何も責任は無い!)。
いとこ3人が下から、
自国を守るためにドワーフの王国まるまる滅茶苦茶にした従兄(死亡)
その従兄を赦しちゃう従姉(いちおう世界崩壊後にだが世界の件の責任は取り現エテーネ代表)
むしろ指針書での統治を仕切ってた従姉
と、思い返せばなかなかアレですね。
ベルマは王族として育ってないし(主人公もだけどね!)、境遇考えたら可哀想なとこもあるんだが。
#dqx65 #dqx45 捕足?蛇足? #ヒューザへの道
さてリプ元、ネタバレのアレから読んでない方のため再度書くと、ver.4と6の共通点は「種族特有の欠陥」とか「長のなすべきこと」とかだと思ってます。
欠陥。古エテーネの民はCチェック・Aアクションはもちろん放棄していますし
(チェック機構があったらまず指針書の存在をチェックせい、という)
なんならPプランから放棄しています。書にあらわれたことをDoしてるだけ。
ただそのシステムに乗っかる前に、間違う生き物である自覚は持ってアクションしています。
でなければ永久時環は存在しません。あれを存在させたのち、プランからチェックからアクションから放棄した。
指針書後の古エテーネの民のうち、指針書肯定派は或いは天使以下かも知れません(人の上に天使は在らず、クソデカ主語でした)。
まあ天使もプランの根幹は神のプランなんですが、星巡りのように裁量権があるところで
(方法の正しさはこの際置いておいて)少なくとも指針書のようなものに逃げてはいない。裁量しろと言われたらする。
#dqx65 #dqx45 捕足?蛇足? #ヒューザへの道
まあ再度但し書きをつけるとすれば、ユーライザさんひとりだけがサイクル回せた天星郷より未来に希望はあります、
書に疑問を持つ者は少数ながらいたし、キィンベルの外にはいち集落を形成するくらいいましたからね。
間違える生き物がそんなことやってたら大変なことになる、という生存本能がまともにはたらく者が一定数いたんでしょう。天星郷に牢が無い、でゾッとできる生き物ではありますからね。
ただそれも永久時環で助かったから、今はかろうじて未来があるから言えることなんですけど。
(てかそもそもアクションするなら永久時環要らんような方向にしといてくれよとは思うけど……書いたように間違う生き物としてはあるべき安全措置でもあるけどね永久時環)
#dqx65 #dqx45 捕足?蛇足? #ヒューザへの道
目の前の危機は、v4はメレアーデが5千年の眠りからのアレでどうにかしました。
滅びた後でなのがエテーネのダメなところですがトップが「今回分」の責任はとっている(時見による世界崩壊への責任で、厳密には例えばガテリアウルベア戦争の責任ではないが)。
v6ミトラーは戦神選抜した以外、自分の楯の加護解除の責任すらこれといって取れていないので、6は皮肉の物語なんでしょうが。
ですが大衆、エテーネの民に関してはv4は皮肉ともわからん描き方で終わってるんですが(しかもハッキリエテーネの民が悪い、滅びは回避したけど滅ぶまで多数派はPCAを放棄し続けたというところは本質的に今後変わるのか?)、主人公との関わりから「まだこれから描く機会をちょいちょい出してくる可能性」とは思っていたり。
自由人の集落を否定的に描いてはいないし、もちろん永久時環がなければ指針書統治が世界を滅ぼしていたことは描かれているので、善悪の区別自体は大丈夫ですしね。
#dqx65 #dqx45 捕足?蛇足? #ヒューザへの道
v6については一応全体感想は〆にしましたが、v4についてはサ終までに時間をかけて変わる可能性を描くのを待ちの状態ですね。うちは6は皮肉だったなあで〆ますが、4はそもそもまだ否定派ではないです(待ってるので)。
巻き戻ってしまっているのに人が急に変わる、というほうがリアリティは無いんですよ。打ちのめされて急に変わっても、別のものに打ちのめされれば元に戻ってしまったりします、指針書のない生活を長く続けて、捨ててきたものを噛みしめて変わっていくなら見守りましょう。だんだんまた滅びの方に向かったり、書のように滅びを促進するようなそぶりがあれば、v4の〆で絞めておくべきだったか……もしやネルゲル真の勇者なのか……?と否定派になるかも知れません。
#dqx65 #dqx45 捕足?蛇足? #ヒューザへの道
というわけで、誰が書いたかわからん文章でしたが、そろそろ「僕」にはっきりマイクを戻してもらいましょう。
ちなみにエテーネエテーネ言ってダメ出ししてますが僕もエテーネ(しかも血としては王族)なんですが、
赤子時代に古代からは吹っ飛ばされてそこで育ってないので、当然僕の話ではない前提でひとつ。
あんまり詳しく書くとまた深夜まで色々アレしてしまうので、4はうちは待ちの体勢に戻らせていただきます。書く気になったら突然何か投下するかもだけどね。
#dqx65 とか ユとダ大 #ヒューザへの道
ユーライザの、ずっとぐるぐる回り続ける存在が、一歩踏み出して別の特別な力を得る、
「ダイ」だな……(マザードラゴンが産みなおし繰り返してた時には持てなかった力を得た)
DQ10の感想で「自分たちのありようをチェックし、間違っていたらアクションする」ことができない人たちと「所与性」、をテーマに織り込んで、ver.6の感想を書いたんですけど。
所与性の説明として、こんちえの観測範囲だと、むかしドラクエ音楽に歌つけて歌った劇作家の鴻上さんて人がよく使う言葉で、
「例えば温暖化下、真夏の高校野球がどんなに高校生が熱中症になってもシステムを変えずに続く、なんてことです」とかの説明がされる旨を書き添え
現実にもチェックアクションできない所は存在しますね、と賛意を示したところですが。
甲子園はまだみたいですが変わりつつはあるのかな。