ゴールデンウィークにスポットワークが人気!

という、クソみてえな「社会保障などのコストを削減できる日雇い労働者」をオシャレに言い換えてごまかそーとする記事が流れてきたので気になって調べたけど、やっぱありましたね、「高齢者を安く買い叩く構造」。

スポットワークが人気 若者だけでなくシニアも急増 どんな仕事?メリットや注意点は
nhk.or.jp/shutoken/wr/20240426

記事自体は「高齢者の生きがい!」みたいなアプローチで、それで満足な人はもちろん何も言わないけど、その構造に叩き込まれて福祉から排除された高齢者の存在が明らかなのに、「そこでスポットバイト!」とたのしそーに繋ぐおぞましさ。

これは記事そのものへの批判なんですが、
「専門家はスキルが積み重なっていない高齢者の存在を指摘」とか書いてあるんだけど、この記事は前後編構成で、前編で「設計の仕事してたけど妻の介護で離職して、CADの仕事探しても断られる70代男性」という人が出ていて、この記事書いた人、整合性とか理解してる?スキルあるけど断られてるって自分で書いてるのに。

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わたしも体力が売る程余ってた10代は、ベースのバイトの閑散期に他のバイトしたりして、高校生なのに10万くらい稼いでたよ(当時は時給700円とかだったからホント良く働いたよ。。)

それと同じ文脈を、70代80代に適用しようっていうさあ。。。

仕事中に重いもの持って肩の腱板断裂って診断された77歳の人、手術まで行ってしまって、労災降りないのおかしいって裁判までやったって。泣き寝入りじゃない、社会的なアプローチもちゃんとしてるんだよ。でも労災は降りなかったって。

無知でなにもできなくてオロオロ泣いてるわけじゃ全然ない、社会的な抗議の方法も知ってるしやってる、そんな人たちが「日雇い」で働く自分の立場をどれほど悔しく思っているか。

シルバー民主主義ねえ、ぼくにはそんなもの見えないねえ

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