もしよければ共同親権反対について官邸ご意見を送ってくれると嬉しい。
離婚しても共に養育ができる同士なら今だってすでにそうしている。
どうあがいても共同で養育なんて不可能、そういう人間がこどもの医療や教育に介入できることがどのようなことになるか。
わたしは精神保健福祉士の勉強をしていて、試験問題としてDVに関しての設問もある。
配偶者暴力相談支援センターによると、2017年度に約10万
6.000件の相談があり、警察が関与した家庭内暴力は約7万2.000件。(P80)
2004年、2007年、2013、2019と、保護命令の対象や支援センターの充実などが順次改正されていて、確実に被害が周知され、守られる流れがあった。突然、これらを無にするような民法改正案が閣議決定の予定と言われても、ソーシャルワーカーをめざす者としても到底信じられない。
おれはマンガアカウントなので、「マンガの中の最悪の、縁の切れたこどもへの粘着」について、『3月のライオン』10巻〜11巻を紹介する。
サイコパスと言っても足りない最悪の父親が離婚した母親の死後に遺された3姉妹に迫ってくる。理由はなんと「浮気して3姉妹を捨て別な家庭を持ったが【また浮気して】社宅を追い出されたので、【住む場所がないので3姉妹の家に一緒に住まわせてくれ】」「父と子じゃないか」。
姉妹たちは父親に繰り返し繰り返し繰り返し罪悪感を煽ることばを吹き込まれ、ボロボロになりながら断る。断れはしたけど、その後もずっとずっと泣く。ずっとずっと。
↓キャプチャもつけたけど、にわかには信じられない、、、と、まともな人ほど思うはず。でも本当にこういう人間がいる。「嫁と子供に対してだけ」。
もし「そんなに嫌われる離婚後の片親ってどんなんだろう?」と気になったら、3月のライオン10巻か11巻を読んでもらいたい(11巻の方が心底ムカつくと思う)。こんな卑劣で邪悪な人間がいるとかちょっと信じられないかもしれないけど、わたしは読んで「ああ、いる」と思った。当事者の人はフラッシュバック注意。
(羽海野チカ『3月のライオン』11巻、白泉社、2014年から引用)
https://bookwalker.jp/de2a014593-b33a-4879-8551-ecac79df8156/