『オリエンタリズム』のエドワード・サイードは、西洋からアラブ(サイードはパレスチナ出身のアメリカ批評家なので)を描く時に「アラブの都合の良い表象が繰り返されて固定化していくことの過程」をオリエンタリズムと呼び、それを是正しない、否定しないことも「知識人の怠慢」と批判した(サイードは死ぬまでパレスチナ解放運動に関わったので)。
サイードを引用するなら「遠くで眺めること」ではオリエンタリズムから脱却できない。
日本で言うなら「異文化を繰り返し誤った表象で描き続ける作家を批判すること」までしなければならない。
って、先週レポートに書いた。
でもこれを当人に言ったら顔真っ赤にして卒倒するので言うのめんどくさいネ!