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呪詛なので隠し 

貧乏自慢すんだけどね、

私の実家は零細自営業でさあ、リーマンショックでやられて自己破産してんの。

その頃私は実家でてたけどさ、親が電話かけてきて匿ってくれっていうんだよね。うつ病の姉だけでもって。

で、父と母はサウナに泊まってて、あんまりだから家に呼んで、泊まってもらうわけ。で、すごい安心した顔すんの。休まる、ありがとうって。

でも1週間も続くとさ、こちらもはちゃめちゃに気が滅入るんですよ。そんなに受け止めきれないから。その後、世にも醜い言い争いをしたんだな。自分の父親に、人格否定と人生の否定をするようなねえ。

父はその後、再就職した職場で過労で死んじゃったけどさ。

『解体屋ゲン』で、夜逃げする家族に「もう連絡取れないな、元気でな」って言うシーンあって、すごくフラッシュバックしたし、
インボイスで倒産するであろう数多くの零細自営業の家でそんなことが起こるだろうなあ、

私の経験した、自分の人生で一番醜い瞬間を味わう人がたくさん出るんだろうなあって、最高にゲンナリしてるよ。

私はさあ、理性では山上を否定してるよ。
でもねえ、血を吐くような憎しみを持った人が、一矢報いた人を見た時、どう思うかって、それは内心の自由だよねえ。。

インボイス実施されたら廃業すりゃいいってさ、

そんなにみんな、綺麗に廃業できるとは思えないんだよね。うまくいかなくて焦げついちゃう人も必ずいる。

自分の父親がね、取引先で知り合いに囲まれて土下座してきた、とかね、

およそこのポストモダンで聞きたいセリフじゃないよね。そういう、人権の陵辱がないように社会や科学ってのは発展したんじゃないのかい

もし私の父を哀れだと思うなら、ぜひ官邸にご意見送って欲しい。実は個人情報をほぼ入れずに叩きつけられる簡便なご意見箱だ。年代だけ入れるのかな?

この前、インボイス反対団体の会見で、トラック運転手の4割が「インボイス実施で廃業を選択する」と回答していた。
私の父がトラック運転手だったんだが、彼らは車を駆って流通を支える人たちなわけで、複雑怪奇な謎の書類を書く人たちじゃないんだよ。その体力で都市の血管の流通を動かす人たちなの。

ギスギスとお金の話で崩壊していく家族たちがきっと生まれる。
記憶にある父は、料理好きで朗らかな人だった。
でも晩年の父の口癖は「疲れた」だった。食費を節約するために家族に黙って食事を抜いて、搬送された病院で初めて「胃が空っぽです」と言われた。牛丼400円ですら出せなかった。
今、食費を節約するために1日2食にしてる若者とかがニュースになる世界で、そんな世界は結構すぐ近くに迫ってると思うよ。

kantei.go.jp/jp/forms/goiken_s

呪詛なので隠し 


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