瀬名は持たざる者として描かれているけど、リロデはその中でもかなりドストレートに持たざる者の話をしているのが読むたび結構衝撃を受けるんですよね。
友也くん相手だからというのもあって、いつも以上に瀬名の持たざる者サイドの語りを浴びるので。
ただいつも思うのが、レオくんと瀬名が持てる者と持たざる者であるのはふたりにとって重要な要素ではあるけど、主題ではないんだよな…ということ。
天才と凡人の構図で、才能を巡る嫉妬、羨望、憧憬などなど…は王道テーマだしそういうのも大好き〜!なんですが、
瀬名は「れおくんみたいに天才じゃない」という言い方をしたりはするし、その才能を利用することもするけれども、ふたりの関係性においてはそこは中心にならない…。
このへんも毎回うまくいえないよ〜〜………………