採掘(意味深)師のひろしとラハの話 R-18 いきなり始まる
青姦
「な、ラハはどこが一番好き?」
彼はそう言いながらオレの耳やしっぽ、胸に腹を次々と弄ってきた。耳を口で食まれ、しっぽやそこのつけ根を手で捏ねたかと思うと、服の裾から手を入れ胸元や腹を撫でてくる。服の中なんて見えていないはずなのに、彼は的確に正確にオレの性感を高めていった。
「や……っ! こ、こんな……こんなところでぇ……っ!!」
採掘をしていた彼とここ、オルコ・パチャで出会ったのはつい先ほどのことだ。しっかりとした筋肉が鮮明に浮き出た彼の服にごくりと唾を呑んだオレを、彼は見逃してくれなかった。岩陰に連れ込まれ、淡いキスをされ、全身をくまなく愛撫される。抵抗する気もなぜかおきず、彼にされるがままオレはすっかりどろどろに融かされていた。
「はは、かわいい。すっごく気持ちよさそうだなぁ」
妙に楽しそうな声をした彼が耳元でそう囁いてくる。ぐうっと腹の一点をを押しこまれて、その内側がじくじくと疼いた。こんな状況だからだろうか、いつもよりも酷く感覚が過敏になっている気がする。
「んー、ここか? それとも……こっちの方が好きか?」
彼は器用に的確にオレの弱点を弄りまわし、オレの性感を高めていく。まだ互いに服を着たままだというのに、オレはすっかりその手腕に陥落しきっていた。腹の中がじくじくと疼き、早く入れてほしいとねだっている。先ほどからずっと焦らされているせいで、もうすっかり限界がきてしまっていた。こんな場所でと思っていたけれど、今の状態では宿に戻る時間すら耐えきれない。
「ぜんぶ好き、すき、だからぁ……な、早く、してくれよ……」
最新の装備だという妙にぴっちりとした服を纏った彼に手を伸ばす。オレがすっかり蕩けきった今も、まだ彼は肝心なところには触れてくれない。どうにかその先をねだってみたけれど、彼は笑うばかりで全く触れてくれそうになかった。
「もう我慢できない? はは、こうするといつもより早くなるんだな」
そう言って笑う彼に縋りつきながら、彼の足に自身の熱を擦りつける。彼の言葉に少し疑問を覚えても、それを追求する余裕なんて残っていなかった。黒に包まれた彼の胸元にキスをして、なんとかこの先をしてくれるようにねだり続ける。
「も、がまんできない……できないから、早く……っ!」
「んー……もうちょっと焦らしてもよかったけど……こんなおねだりされちゃあ仕方ないなぁ」
楽しそうな彼の声がオレの頭上から降ってきて、そのまま彼の手がオレのズボンを少し緩める。やっと触れてくれるのかと期待に胸が膨らみ、頭を上げて彼の顔を見た。光の加減だろうか、きらりと彼の瞳が光るのが見え、なぜかぞくぞくと身体に熱が走る。彼の瞳に見惚れている間に、すっかり服は寛げられ、ナカを弄られる準備をされていた。
「それじゃ、入れるぞ」
いつの間に用意していたのか、潤滑油に濡れた彼の指がオレの後孔に触れる。期待に震えながら少し足を開き、彼の指を招くように力を抜いた。くるくると入り口をなぞった指が、ゆっくりとナカに差し込まれる。地面に崩れ落ちないように気をつけながら、彼に与えられる快感に身を委ねた。
「さぁて……それじゃ、ここを、こうやって……はは、かーわいいー」
彼の指先がぐりっとオレの弱点を抉る。突然与えられた深い快感に、オレは思わずびゅくりと精を吐き出していた。びくんと背中が反り、何とか正気を保つためにオレははくはくと息をした。そうやってどうにか快感に耐えようとしているのに、彼は構わずオレの弱い所をとんとんぐりぐりと弄りまわしてくる。
「あっ……あぁ……♡ そこ、そこ好きっ……! もっとしてぇ……♡」
不思議と出している精は尽きず、ただ彼に与えられるまま快感に意識を揺らされる。まだ指しか入れられていないはずなのに、妙に気持ちよくってもう頭がぼんやりとしてきた。いつもはこんなに早くないはずなんだけど、屋外という非日常的な空間のせいで興奮してるんだろうか。理由はわからないけれど、気持ちいいことだけは確かだ。くらくらしたままもっと続きをと彼にねだった。
「もうすっかりとろとろだな。これならすぐに入れれそうか」
柔らかい彼の声が聞こえ、太く気持ちよい指がゆっくりとナカから抜かれていく。快感に震えているとオレの腰を彼ががっしりと掴み、背後にあった岩に手を突くように姿勢を変えられた。彼はオレの上に覆いかぶさってきて、興奮した息が耳に触れる。オレは早く入れてほしいという気持ちに急かされながら、自身の指を使い彼に見えるよう入り口を広げた。
「は、はやく……♡」
「あー、かわいい。我慢できないラハもすっごくかわいいな。入れてあげるからしっかり立っておくんだぞ?」
背後からベルトを外す音が聞こえ、指と入り口に硬い熱が擦りつけられる。彼も興奮してくれているのか、しっかりとした感触に早く早くと逸る気持ちが抑えきれない。今からここに入れるぞと予告するように数度性器でキスをされたかと思うと、ずぷんと勢いよくオレのナカに彼の太くて逞しいものが差し込まれた。
「お゛っ♡♡ あ゛、あ゛っ♡ あ゛~~~~~っ♡♡」
ばちばちと頭の中に雷流が走る。さっきも出したばっかりなのに、びゅるびゅると精液を吐き出すのが止まらない。ずっぷずっぷと彼の強いものがオレの弱い所を捏ねて潰して、気持ちいいのをいっぱい連れてきてくれる。過ぎる快感に涙腺も壊れ、ぼろぼろと泣きながらオレは眼前の岩に縋りついた。
「や゛ぁっ!! も、む゛り゛ぃ゛♡ きもぢいい゛♡♡」
「あーあ、もうすっかりとろっとろになっちゃって……ほら、そんな大きい声出すと誰かに聞かれちゃうかもしれないぞ?」
彼の言葉にひっと息を呑む。こんな声を誰かに聞かれるなんて、そんな恥ずかしいこと耐えられるはずがない。どうにか耐えようと腕に噛みつきながら、必死に悲鳴を押し殺す。
「うーん……そうしないと耐えれないかぁ。声聞けないのは残念だけど我慢してるラハもかわいいな」
「ん゛~~~っ!!! んん゛っ゛♡♡」
褒められながら後ろからどちゅどちゅ突かれて、頭がくらくらして気持ちよくってもうわけがわからない。腕から血が出そうなくらいに噛みしめて耐えていると、そっと彼の手がオレの唇をなぞった。
「ごめんな、この辺は人が殆ど来ない場所だし、ちゃんと周りの気配は探ってる。声出しても大丈夫だから、口開いて?」
彼の言葉を聞いて、オレは腕から口を離した。オレはもうこんなに余裕がないのに、彼は周囲を探る余裕が残っているなんて。ずっとオレは気持ちいいままで、びゅうびゅう精液を出してるのに、この人は全然オレのナカに出してくれない。その余裕を捨てさせたくて、オレも彼を気持ちよくしたくって、残ってる力を込めてきゅうっと彼の熱を締めつけていく。
「まだ余裕あるんだ? それならもっと酷くしても大丈夫そうだな」
その声とともにまたごちゅんと彼の熱が突きたてられた。
「ひあ゛っ♡♡ あ゛、やぁ゛っ♡♡♡ よ、ゅ、ない゛♡ も、むり゛ぃ♡♡♡」
またびゅるるってたくさん精液を吐き出してしまう。どちゅどちゅと前立腺をノックされて、びくびく震えながら何度も何度もオレは彼に射精させられた。とうとう潮まで吹かされて、足ががくがく震えてくる。
「いーっぱい、上手に出せてるなぁ。でも……ラハならもっと出せるだろ?」
彼はオレの腹をゆっくりと撫でながら、蠱惑的な声でそう囁いてくる。その声に腹がずくりと疼き、彼の言う通りまだ出せそうだと思ってしまう。さっきまでもう限界だと思っていたのに、彼に煽られればすぐに復活する。随分と淫らな身体になってしまったと思うが、彼にされるのならいいかと思う。
「そうそう、その調子だ。ほら、もう一回」
「ひっ……♡ あ、ああ゛♡♡ また、イ゛、イぐっ♡♡」
彼に言われるがまままたオレはびゅうっと精液を吐き出した。息もすっかりあがりきって岩に縋りつくのももうほとんど限界なのに、彼の責めは終わってくれない。きもちいいのにしんどくて、頭バカになったままずっと喘ぎ続けている。もう、もう限界だ。最後の力を振り絞って彼の性器をぎゅうっと締めると、彼も気持ちよくなってくれたのかナカに熱いものが注がれる。彼の精液を注がれたことでオレはまた絶頂して、精液を最後の一滴まで絞り取られたような感覚になった。
「ひ、あ゛…………ぇ……?」
それなのに、なぜか腹の中がまたきゅうっと疼いて、むくりと性器が勃ちあがってくる。おかしい、もう出せない、限界だと思ったはずなのに。なんで。
「な、ラハ。まだもう一回……俺が出すまでできるよな?」
彼の声に頭が揺らされ、ぞくぞくと背筋が震えた。まだ、この気持ちいいことを、終わらせてくれる気はないらしい……♡
この流れではあるけどラハ視点なのでなんもわからん感じになった話書きました
https://lightcrystal.fedicity.net/@kokoo/113572655176766454 [参照]