魂と記憶云々について 黄金を受けての5.3個人的解釈2
⇒以上より考察できること
・水晶公があの場所で即気絶せずに立っていたため欠片であっても魂は残っていた可能性がある。生命力エーテルがあれば魂がなくとも数秒は体勢を維持できる、クリタワの補助で魂がなくとも一時的に体勢を維持できるなどの理由で魂が残っていない可能性もある。そのためあの肉体に魂の一部が残存しているかどうかは現状確定できない。
・最低でも1/14にあたる魂は新人ラハに移譲されたが、それ以前の魂の扱いは不明。パターン分けで整理してみる。
1.魂の総量でエーテルを考える場合
ノアラハが既に8/14の魂を持っていため、9/14にするため1/14分をソウルサイフォンで移譲した説。この場合水晶公には8/14の魂が残存している。単純な足し算方式。これであれば水晶公の像にかなり魂が残っているためヤ・シュトラが何か反応してもよさそうな気がする。
2.魂の濃度でエーテルを考える場合
ノアラハの8/14に水晶公の8/14を合わせても濃さ自体は変わらないよ説。こちらの場合だとヤ・シュトラが濃さに違和感を覚えていないので、ほぼ全部の魂が合流していると考えられる。塩水とかの濃さで考える方式。わざわざ濃さと表現しているためこちらの説の方が有力か?
魂と記憶云々について 黄金を受けての5.3個人的解釈4
・記憶のエーテルと魂のエーテルは基本的に混合エーテルの形をとる
魂魄工廠で分離工程があるため、普通の状態ではこの2つのエーテルは分離されない。
漆黒での暁は魂を第一世界に召喚されているが、今までの記憶も持ち合わせている。これは魂と記憶が通常は結びついている(混合エーテルである)ことから、魂に合わせ記憶も引っ張られたと考えられそう。
ソウルサイフォンを作る際の情報
"不活性な魂は他の要素との結びつきが弱く、本来なら付随するはずの記憶が欠落する"
→魂が不活性状態の場合は魂のエーテルと記憶のエーテルに分離すると考えられる。本来なら、と言っているので普通はやはり分離しないと思われる。
"魂のみの移送では記憶喪失となり、記憶のみの移送では目覚めない"
→魂と記憶はここでも別物として扱われている。記憶喪失というのが赤子レベルまで退行するのか、それとも体の方にバックアップがあり第一世界の記憶を失うだけですんだのかは不明。
・記憶と魂の混合エーテルがまとめて魂と呼ばれる場合もありそう
ベーク=ラグの体内エーテルには生命力と魂の二種類あるという発言より。記憶のエーテルには触れられていない=記憶のエーテルと魂のエーテルの混合エーテルを便宜上魂と呼んでいる可能性。
魂と記憶云々について 黄金を受けての5.3個人的解釈3
記憶に関して
・記憶は操作できる
アレクサンドリアでは死者の記憶を消去している。また、永久人スフェーンは女王スフェーンの記憶の中で都合のいいものを選別して作られている。
→記憶の選定や消去などある程度の操作は可能と判明している。自在に記憶を操れるのかは不明。
・記憶はコピーできる
オリジナルのオーウェンから機械のオーウェンと最終エリアのオーウェンの2名が記憶を引き継いで別人として暮らしている。また、ソウルサイフォン作成の際に、記憶の保持と転写、記憶の継承などの文言が出ている。転写=コピーのため、ここでも言及はされている。魂については維持と移し替えという表現を使っているため別物扱い。また、一度水晶公がテストとして記憶を込めている時があり、その際記憶を失っていないことからも、皇血で保存された記憶はコピーされたものだとわかる。