Netflixで『エノーラ・ホームズの事件簿』一作目と二作目を観終わった。

レストレード警部がインド系なのは、原典の彼が「能力はあるっぽいのになんか仕事ができない」ことへの新解釈だろうか。

つまり、植民地出身であるがため家父長制社会で「女性化」されており、地位や能力に見合わない仕事をさせられたり、政治的理由で妨害を受けたりしている、という。

家父長制批判をするなら植民地主義も批判するのは道理だし、ベッシーやモリアーティ、ワトソンのキャスティングを見るに、シリーズ的にもそれに意欲的なんだろう。英領インド編を勝手に期待。

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スピンオフで、ユードリアが上海の阿片窟で女性だけのファイト・クラブを開催する三角貿易編なども妄想する。

ユードリア程の才覚と思想の女性を家庭に押し留め得た伴侶はどんな男だったのか問題にもそれで一応の解答がつけられるだろう。そいつはジキルにしてハイド、ジェントルマンにしてアナーキスト、エドワード・ノートンにしてブラッド・ピット、「僕」にしてタイラー・ダーデンだったのだ。

爆弾と組織の作り方と動かし方も彼から学んだのである。アヘン密貿易で肥えた豚どもの脂肪で高級石鹸を作り、清からイギリスに輸出して貿易収支を撹乱するのだ!

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