アドモドバルは大大大好きで長年観てきたし、今回もメロドラマ的力技の物語を楽しんだのだけど。
今回主人公がDiorのWe 〜feminist Tシャツを着用してたために日本の映画紹介とかで「フェミニズム映画ではないけど、フェミニストの方にも」みたいな論調でおススメされてて。
往年のファンとしては、?????な気持ち。いや、着せたって事は監督も意識してるからその方向で語られる事は意図なんだろうけど!
監督の頭の中の“母”という幻想ワンマンショーなアドモドバル映画は現実のフェミニズム視点で観たら、問題が多すぎでは・・。
いつも同じタイプの子に献身的な母性、常に不在か子の邪魔ですらある父性。
女性蔑視な監督だとは思わないけど、でも監督の幻想ショーだから母性がテンプレでも気にせず観てきたが・・なぜこの現実問題をぶっこんできたのか・・。
混ぜるな危険、の香り
それとも文化背景の違い?日本人の私のフェミニズム的価値観が米寄りだからなのか?