という訳で 違国日記 全11巻のメモ書き
「『どうにもならない何かの事象』について納得している訳では無くみんなそういうものを内包しながら生きていく」ということがわかるようになるのが(世間一般的な)大人」
蒔生の口調は辛辣だけど真摯で情がある
実里は一見「相手のためを思って」いる体でいて実は自分に関わるものが枠からはみ出すことを非常に恐れる
今の社会は「他者との関係を上手く構築できない」症例を発達障害などの名目に安易に当て嵌めてしまうけど(作中でもJKたちの会話の中でさりげなく一度だけ言われてた)それはそういう枠に入れてそうでない者たちが安心したいだけの場合もある
*これは発達障害に関わらず全ての異分子に対しての防衛本能のようなものかと
巷で言われてるような【泣き】は無かったけど(そういうことじゃないと思うし)ラス前の生命保険のとこだけは泣けた
もちろん蒔生は悪くない
朝の目につくところに置いたのは浅慮ではあったけどそれに瞬間気付いた描写も秀逸
*とりとめがない箇条書き
あとで整理する