昨日、北海道ジェンダー研究会による優生保護法と母体保護法についての講演を聴いてきた。北海道は強制不妊手術を最も多く実施していた地域だ。中絶と強制不妊についての講演だったが、終盤で運営から「トランスジェンダーの生殖腺除去要件判決についてどう受け止めたか、優生思想か?」というような質問が出た。講師は生殖腺除去要件は優生思想であるとは断言しなかった。
「優生思想というよりは自分らしくいる権利と侵襲性ある手術の二択を求めるのは過酷だというのが判決の趣旨、自分はその判決を支持する」というような返答。講師が最高裁判決の内容についての解説にとどまり、特例法と優生思想の関係についてはふれなかった。つまり否定だろう。
ふーむ?(てか、支持するかしないかの地点なのかよとは帰り道に思った)

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この本が少し安く買えたのでうれしい。「ジェンダーで読み解く北海道社会」

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