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『「小津安二郎日記」を読む』
日記を元にした評伝。映画論・映画批評の文脈だけにとどまらない非常に豊かな記述でかつ読みやすい。

『本居宣長 文学と思想の巨人』
自分で言っておいて使いそびれてた。
旅行で松阪を通るときに本居宣長記念館に立ち寄る予定なので予習がてら読んだ。もともと国学はいけ好かないと思っていたけど、その感想が払拭されることはなかった……。
自国中心主義も「当時としては一般的な見解」と言いつつ、論争相手が常識的で穏健な相対主義を掲げていたのに対し「宣長は文書に書いてあることだけを根拠にしていたので一歩も譲らなかった」とだけ書いていて、その思考法の限界には特に触れていなかったりするので、偉業を伝達する目的で書かれた書物だと思うのがよい。その目的に沿って見ればコンパクトによくまとまっていてよい本だとは思う。

花物語「鈴蘭」 

語り手の名前がいつのまにか変わった……?

『教養としての決済』
タイトルは胡散臭いけれど、著者がSWIFTの元CEOなので信頼できる。
決済に関して、どんな問題・課題があって、それを乗り越えるためにどういう手段が出てきたのか、というように時系列に近い形で書かれている。テクニカルに詳しい内容は書いていないので、気になる人は中島真志の「〜のすべて」本あたりを読んでみるといいかもしれない。

一度読もうとして挫折したこいつに、ぼちぼち再チャレンジしてみますか……。
書いてあることを一章ごとくらいにちゃんと咀嚼してアウトプットしていこう。

大学時代の友人+αでクリスマスプレゼント交換をするので、革の端切れで文庫本サイズのブックカバーを作った。本を読みそうな人に当たるかな?

『東京スリバチ地形入門』
自由価格本ということで半額くらいになっていたので買ってみた。若干こじつけというか、無理やりな記述はあるものの、普段は気にしない角度から東京の町並みを見られるようになるのは間違いない。ちなみに近所が出てきた。

少女の友創刊100周年記念号も持っているガチ勢(というほどでもない?)

Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。