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第3章 道徳的制約と国家〈個人主義的無政府主義者〉 

・ここまでの議論により、無政府主義者が超最小国家を道徳的に正当化できないと主張する理由が分かる。超最小国家が私的な権利回復を罰することは、付随制約に反している(と考えられる)からである。
・第二部では、誰の権利も侵害せず道徳的に許容できる形で、私的保護協会が超最小国家に移行することを見えざる手説明によって論証する。そして、超最小国家は最小国家に(道徳的に)移行せねばならないことを主張する。

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