男性学の本、私も何冊か読んだけど、実は一番語るべき話を避けた上で無理にロジックを組み立てようとしている気持ち悪さは共通してあるなと感じていた。それで男性あるあるな加害性を並べて反省したり、そうしてしまう事情の自分語りを始めて(同姓側である男性に)「わかるよね」「お前らも反省しろよ」(女性や性的少数者に)「わかってよぉ(チラッチラッ)」みたいな。
個人の物語と歴史的経緯や社会構造の話が切り分けられていないというか、穿った見方をすると、本丸に触れたくないからこそ意図して切り分けず「加害性」とか「有害な男性性」という言葉で記号化しているようにも見える。
記号化すれば一番見たくない自分のドロドロした欲望とか、それが何によって支えられてきたのかには向き合わずに済みますからね。
「生活保護受給者なのだからパチンコを打たねば」 生活保護元受給者が送った“薬物で空白に耐えた”日々
人生の再建を熟慮して出た結論は「自殺すべき」
https://bunshun.jp/articles/-/44527?page=1
he/him Nothing about us without us harm reduction You'll never walk alone