「なんで戦争するの」期の子どもたちにとりあえずこの辺りを読んだ。戦争ゲーム的なものは好きでちょっと不安に思っていたけど、やっぱり現実の戦争が怖くて起こってほしくないものだということはわかってるようで安心。
権力者が自分の決めた線引きのために「うちら」と「やつら」で戦争したりする。でも戦争怖いから嫌だよね、したくなかったら仲良くするしかないよね。私たちは中国の人とも韓国の人とも仲良くできるんだから。
#読了
『レイシズムとは何か』
梁英聖 著
・レイシズムは人種を作り出し、生きるべきものと死ぬべきものを分け、殺す。
・差別は心の問題と思われがちだがそうではなくて、リアルなチカラ関係によって条件づけられる。
・社会が差別を止めるための差別の定義をいつまでも作らないことこそ日本で差別が野放しになっている根本原因
差別は社会が否定するべきだからこそ反対しなければならない。「被害者が傷つけられるから」「被害者が反対しているから」という理由でするものではない。
ハリウッドのホワイトウォッシングが騒がれるたびに「当事者は望んでいないかもしれないのに」という言説を日本でよく見るのもこれなんだろうな。
でも本当は被害者がどう思うかに任せちゃいけない。それでは被害者を加害者の前に立たせて声を上げろと言うのと同じだから。
ここにすごくはっとさせられた。私も被害者がどう思うかの判断に任せるようでいて無関心だった。
大事なのは被害者に寄り添うことじゃない、それが差別だから許さないと闘うこと。そして差別が必要とされる社会の仕組みを疑って考えることが大事なのだと思う。
英語、スペイン語、中国語、ポルトガル語、アラビア語学習中(duolingo)
アラビア語は挫折中です。。
趣味は読書とネトフリ。
たまにduolingoの進捗をつぶやきます。