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子どもが最近また「どうして戦争をするのか」
「北朝鮮って悪いんでしょ?」「ロシアは悪いんでしょ?」としきりに知りたがるので、どう説明したらいいのかよくわからなくて、とりあえずこの本をもう一度一緒に読み直そうと思う。

私の母は若い頃ブラジルで職も住む場所も見つけてから(日系ブラジル人の知り合いのつてで)ポルトガル語を勉強し始めて移住しようとした人なので、最近アプリでポルトガル語を勉強始めたよとLINEで伝えたら40年以上前に買った辞書の写真を送ってくれた。今と違ってなかなか売ってなくて探し回ったらしい。そうだよね、今は本当にどこでも手に入る。
母はポルトガル語をマスターすることもなく、結局母親(私の祖母)が倒れて移住は断念した。

書店の追悼フェアに並んでいたので内容をよく確認せず購入したら、タイトル通り原発関係の腐食の構造を描いていてタイムリーだった。
ミステリーが好きなので、こういう悪い政治家と大企業の癒着が絡むストーリーは今までも散々読んできたはずだけど、こんなに血の通わない、己の利益のためならなんでもする人間てフィクションだと思ってた。
でも不祥事起こしても決して辞めない自民党や維新の議員たちを見てると、結構リアルなんだろうなあと想像した。

duolingoのこのストーリーパート面白くてサクサクやっちゃう。
ごく自然に女性同士パートナーが登場するのすごい。

なぜ英語話者向けでやってるかというと日本語話者向けのスペイン語レッスンがなかったからだけど、日本語話者向けでやってる英語はこの日本語訳が面倒だから。「て」「い」「ます」とバラバラに選ばなきゃいけない。たまに英文に引きずられてミスる。


『レイシズムとは何か』
梁英聖 著

・レイシズムは人種を作り出し、生きるべきものと死ぬべきものを分け、殺す。
・差別は心の問題と思われがちだがそうではなくて、リアルなチカラ関係によって条件づけられる。
・社会が差別を止めるための差別の定義をいつまでも作らないことこそ日本で差別が野放しになっている根本原因

差別は社会が否定するべきだからこそ反対しなければならない。「被害者が傷つけられるから」「被害者が反対しているから」という理由でするものではない。
ハリウッドのホワイトウォッシングが騒がれるたびに「当事者は望んでいないかもしれないのに」という言説を日本でよく見るのもこれなんだろうな。
でも本当は被害者がどう思うかに任せちゃいけない。それでは被害者を加害者の前に立たせて声を上げろと言うのと同じだから。
ここにすごくはっとさせられた。私も被害者がどう思うかの判断に任せるようでいて無関心だった。
大事なのは被害者に寄り添うことじゃない、それが差別だから許さないと闘うこと。そして差別が必要とされる社会の仕組みを疑って考えることが大事なのだと思う。

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