鉄平の晩年は決して暗いものではないと暗示するラストもよかったな。ボランティアに奔走し、やっぱり困った人をほっとけない仕事についていた。玲央も鉄平の日記により変化し、前に進むラスト(2024年)で終わるのがいい。 #海に眠るダイヤモンド
ギアマンの行方と端島のガイドさんから以前案内した人の話題で鉄平だと知ったときの興奮した。また、端島の映像をみて荒い画像の鉄平と玲央が似ているわけではない、という真実、この鉄平は朝子の過去の思い出だったと知る演出は鳥肌。 #海に眠るダイヤモンド
破り捨てた部分が11冊目の日記に挟まっていたおかげで鉄平の朝子への愛が伝わる演出が泣ける。長崎で誠の病を見て貰っている間、手作りのギアマンを『あの夜』渡そうとしていたことを知る。そのギアマンは逃亡生活の間も持ち歩いていた。
#海に眠るダイヤモンド
逃亡生活の間、端島で問題になっていた35歳以上の雇用問題を解決するために求人のヒントに、と日記を手渡す鉄平。外勤として最後まで案じていた優しさだけでなく、朝子との幸せな思い出を守るために破り捨てる・黒塗りにする鉄平の姿が辛い。 #海に眠るダイヤモンド
鉄平は逃亡生活の間、実家近隣に引っ越したはるさん(とリナと誠)の様子を確認したり、賢将に会う。賢将から端島の閉山・朝子の結婚を知り苦しむ鉄平。『(追っ手に対して)早く死んで欲しい』まで本音を漏らす鉄平が苦しすぎた。 #海に眠るダイヤモンド
澤田からリナの晩年が語られるが手元しか映らず、朝子の記事を見つけ新聞を涙で濡らす場面。自分のせいで鉄平と朝子を引き離したこと・鉄平は連絡を取っていなかった為逃亡生活を余儀なくされたことを察する。 #海に眠るダイヤモンド
10話『記憶は眠る』。玲央が11冊目の日記を読むことを躊躇ういづみに『あの時の朝子さんを迎えに行こう』と背中を押す引きから、再び長崎へ。日記の真実・鉄平の逃亡生活が描かれ苦しいが、ほんの少しの希望も見えるラスト。斎藤工の『タイタニック』という感想が的を得ている。#海に眠るダイヤモンド
9話の救いとしては澤田(誠)の刺された怪我が跡が残らず長生きできたこと・冷たかった朝子の家が再生し玲央と皆でちゃんぽんを作る場面。虎さんが残してくれた場所のおかげで真実を知っても救われた。 #海に眠るダイヤモンド
『あの夜』に全てを奪われたのは鉄平の母・はるさんも同じ。進平の真実を知り、鉄平には実は朝子という思い人がいると翌日察してしまったんだよな……誠の父親になればいいって言ってしまった言葉が自分に返ってきて、『ごめんなさい』の6文字しか朝子に言えないのつらい。 #海に眠るダイヤモンド
鉄平はリナの追っ手(進平が殺めた)・小鉄の兄貴分に誠を躊躇いなく刺され、一島一家の皆を一人ずつ殺してやると言われた時に全てを引き受ける覚悟で進平の罪を背負った。この真実だけでも胸が痛い。『あの夜』に鉄平だけ全てを奪われた。 #海に眠るダイヤモンド
『あの夜』は鉄平がプロポーズを決意した夜。同時期にリナの追っ手が少しずつじわじわと端島に近づく不穏な描写が見え、幸せを祈りたくなったが崩されていく。『あの夜』に不安が的中し、朝子が待つ待ち合わせ場所の裏で鉄平は悲しい決断を下す。 #海に眠るダイヤモンド
9話『あの夜』。現代パートで百合子と賢将の子の登場で日記が実は11冊あること・日記を取りに来た人物により1冊隠されたことを知る。澤田=リナと進平の子・誠という真実により、残された真実が掘り返される回。 #海に眠るダイヤモンド
9話『あの夜』と10話『記憶は眠る』の2本を2時間にまとめた最終回。1週間空いていたら本当に情緒が、壊れていたのですぐ見れて良かったという気持ちにもなったがいづみ(朝子)の鉄平への置き去りにされた記憶を追体験することになっていたのかも、と思った。 #海に眠るダイヤモンド
多趣味垢。業の深いおたく(30↑)。最近はお笑いと中堅俳優とドラマ感想と週末の模活が主。ドラマ感想は配信とためどりなので遅め(リアタイの時は実況か感想)他に好きなものは、声/朝ドラ/酒/アニメ/ラジオ/音楽/映画/特撮/ハンドメイド/食/コスメ(避難先:Twitter・Misskey・Mastodon/同名で登録)