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歩と聖人にとって糸島は故郷ではなく一時的な場所に過ぎないことはわかる。結は必ず言えば行くと思っていた面があったんだろうなと感じた(神戸のときで考えが止まっているともいう)

歩の神戸に戻りたい、に反発する結。結にとっての故郷は糸島・歩きっかけで家が揉めていたことを知っている・自分が姉きっかけでギャルという楽しさを見つけたが聖人に求められなかった悲しみがない交ぜになっているようで苦しい。

ハギャレンの皆は結が離れて本当は寂しいけど、無理に近寄らないところが本当好感持てる。あの糸島フェスで増えるのが嬉しい。そして掟を伝授するタマッチ、やっぱりこうじゃないと。

聖人の本音を聞き、ギャルと書道部をやめ農業に打ち込む結。まるで外との関わりを断つように動く姿が心苦しくなってしまう。一方、聖人は全く覚えてないのがなぁ……つらいな…

ホストクラブという色恋営業に疲れている玲央は、いづみの優しさに触れた朝に家族に『荒木鉄平』と名乗る。鉄平の血縁なのかはわからないが、鉄平の名を告げた途端に目が変わったいづみはやっぱりヒロインの中の誰かかな。

現代パートでは、玲央が先輩・ミカエルの客・アイリの接待をする場面が悲しい。アイリはミカエルに会いたいがミカエルは金の払えない女は…ってなっていて苦しい、という姿と1話で逃げた玲央の客が本当は好きじゃないんでしょ、だから逃げたという下りがリンクする。

おそらく百合子はキリスト教を信仰する母が床に伏せるようになり、愛することも愛されることも諦めてしまったのだろうと思う。鉄平の秘かな恋心を察し、諦めてもらえるように賢将に仮の恋人になってもらってる位だし…賢将が朝子への思いを隠せなくなったときどうなるだろう。 

一方、台風の中で母に苛立ち、信仰するキリスト教の十字架を捨ててしまう百合子。百合子の十字架を見つけたが朝子のところへ向かった賢将、明け方に百合子を心配し駆けつけた鉄平が百合子に『好きだったよ』っていう場面がたまらない。窓枠が十字架にみえる演出もいい。

寂しそうな表情で台風で亡くなった妻を思い島民には幽霊と言われている進平。そんな進平が台風で高波にさらわれそうになったリナを守る場面に心がぎゅっとしてしまう。また、朝子の家の浸水に賢将が助ける場面で賢将の『好きだ』を朝子が勘違いするところ。苦しすぎる。 

今回のサブタイトル『スクエアダンス』は8人の4ペアで交互にペアを変えて踊るダンス。鉄平はリナ・リナは進平・鉄平を思い続ける朝子・朝子を思い続ける賢将・思いを隠すために賢将と仮の恋人になっている百合子と恋心がスクエアダンスのように混在。 

端島。端島の水道事情(舟が来て食料や真水が届くようになっている・真水は配給制・炭鉱の寮は水汲みをして部屋の水瓶に入れるため配給を忘れると次の舟まで飲めない)を冒頭に話すことで今回の物語のターニングポイント、気候(台風)の残酷さをはっきり書く。 

2話『スクエアダンス』。玲央の部屋を訪れたいづみは水漏れをしている蛇口から端島での水道事情の話を語り出す。今回も未来→過去のリンクが鮮やか。端島が人とのつながりを描く中で、新宿パートは人とのつながりの希薄さが出ている。来週への引きも綺麗。 

犯人は悠木。悠木の憧れの人と似ていた白瀬を狙った犯行。白瀬が恋人持ちだったから強行に及んだ。悠木のストーカーは、悠木の苦しみを理解していつか強行に及ばないように見守っていた…と言っても好意から逃がしてしまったからこうなったんだよ…と思ったり。

今回狙われた白瀬と一人目の被害者・悠木の友情を丁寧に描いていく反面、白瀬の彼氏(紙子の病院を乗っ取ろうとしている会社)がパワハラに悩んでいたり、悠木のストーカー問題が絡んだりミステリーとしては散りばめ要素多め。紙子の病院再建部分と医師パートは交互なのかも?

3話。紙子は地元企業の提携で大口の契約を得るが、その企業は病院を乗っ取ることで有名の企業だった。そんなある日、謎のピエロに襲われる連続事件が発生する。紙子の言う「ピエロ症候群」(ピエロになると顔が分からない分攻撃的になる)とストーカーをうまい具合に絡めている。

浦野視点待ってました!ということで鑑賞。加賀谷との追いかけっこや浦野の麻美への偏愛ぶりとかスミンの気持ちとか三部作みると深まります。兵頭と加賀谷の即席バディ・富田と麻美のいちゃいちゃもすき。(ラストシーンはこれもこれで…浦野にとっての幸せ?)

結にとってハギャレンははじめて楽しいと思える場所・仲間達も大切、だけど家族がそれを望んでないということが重しになってまた心を閉ざしそうな予感。四ツ木のいう「また寂しそうな顔」が家族にとってはいいことなのか?となりそうな来週。

聖人が打ち上げで震災での後悔・震災で見なかったことで歩がグレた(と思い込んでいる)こと・今度は結がそうなったと話し出す。話し出したときに関西弁と封印していたであろう博多弁が出るのが葛藤・本音だと伝わる。それを聴いた結と歩。結はハギャレンをやめるのか…。

一方、ハギャレンの皆が歩にハギャレンの活動を許して欲しいと直談判。歩は「私はギャルやない、偽者だから」の言葉の裏はおそらく歩は真紀ちゃんのやりたかった格好をやっていただけ・人助けの血筋で自然と慕う人が増えただけ…なんだろうな。

四ツ木と結の関係に陽太が入ってくる。昨日の回をみると四ツ木は結を守れる男なのか?という目に見えてくる。人は色んな顔があり一つの顔だけ見てはならないと思い知らされる。また、陽太の姿を恵美ちゃんは複雑そうに見つめるのは恵美ちゃんはすきなんだろうな…

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