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完走。ナースエイド(医療補助)の仕事に中心に、主人公澪の過去・天才医師大河とのバディ関係・医師同士の権力争いを書いた作品。澪と大河との掛け合いが恋愛でもなく同僚とも言えない不思議な感じで好きになっていく。医療ドラマ要素を残したまま終わったので続編ありそう。

アユミ、大和さんの娘というのも納得な品の良さや歌がうまいぞーというオーラが凄い。大和さんのようになりたい、と思ったら幼い頃の自分を思い出したのだろうか、スズ子。それとも勝てない…となったのか。なぜ、踊るの?という大和さんの言葉が思い出される週にもなりそう。 

歌合戦の打ち合わせに現れたプロデューサー・勉さん(中村倫也!)が『ベテランの意地みせましょう!』と言う中で現れた水城アユミ。彼女の父が股野さんというのは運命なんだろう。週刊誌のせいで気まずくなるのが切ない(タケシがけんか腰なのよくないビジネス的にも不味い)

スズ子が大御所になり、世代交代の波がやってくる。発破をかけているタケシ・愛子と真逆にそろそろ…といつもの勢いが静かになる羽鳥。今週は新しい世代へ、な回なんだろうか。 

引っ込み思案な内村・天才奏者の過去を捨てた羽野・悪女と言われてきたが純粋な瑠李・長年オケに居続けた近藤・役所との掛け持ちで演奏にコンプレックスをかかえる大輝・父との壊れた関係に悩む天音など、登場人物も豊か。続編あるなら天音指揮で悪戦苦闘する展開もみたい。 

夏目と志帆の行方も予定調和で戻る、ということもなかったのもよかった。こうやって絆されて…と志帆が嘆いていたから戻るのかも?と思ったが、壊れたものは戻らないという現実も書いててよかったかな。 

近藤の言うように夏目の存在はあくまで偶然で『草野球に大谷が来たような』ものだ。終わるからと後ろ向きのオケのメンバーを変えたのは夏目。夏目によって皆が輝き出すラストの演出、ベタだけど嫌いではない。 

10話。響との和解・晴海フィルのコンクール参加が近づき夏目は恩師の病に直面する。恩師の誘いか、晴海フィルかで迷う夏目の背中を押すのは響、という流れが鮮やか。夏目不在の晴海フィルの行方が気になるがあくまで『音楽の才を持つ夏目の再生の物語』という位置づけなんだろう。

倉持に市郎が捏造不倫をした話をする場面で奥さんがマジギレし殺されそうになったという描写が出て来たが当事者間としては笑えないところをポップにミュージカルにしたのはよかったかな。 

栗田の妻の友達の公開処刑・SNSでのスキャンダルバッシングもツールが違えど当事者間ではない人たちが怒っている状態・人を潰そうとする状態はどうしようもない。ラストに復帰した倉持にもアンチコメがつく状態で終わったのは仕方ないと思った。 

不倫スキャンダルでやり直せないのかと不安になる倉持を連れ、市郎が栗田の家を訪問するとパティオ(中庭)でのホームパーティーという名の栗田の10年前の不倫の公開処刑(と呼んでもいい)に遭遇する。
妻の友達に吊しあげられる栗田の姿は見てて苦しかった。 

一方、市郎はアナウンサーで閑職に追いやられた倉持のカウンセリングをしていた。五輪キャスター中に不倫をし、復帰のタイミングに栗田がコンプラ部長になり……コタツ記事・ネットの不買運動などのスキャンダルバッシングの流れが市郎の視点で書かれており、ぞっとする。 

8話『1回しくじったらダメですか?』。
ムッチ先輩襲来。キヨシがバスで帰ろうとした際に突き飛ばして入ったため偶然来てしまった。未来が変わることを恐れた井上はうまい嘘をつく。逃げた先輩を強制的にタイムマシンに乗せられるオチは笑えた。未来ムッチは彦摩呂。

武良井と榊原がようやく力を合わせる展開は激アツ。院内交番に来る榊原・榊原の運転で現場まで向かう武良井、とこれでもかと見せられて満足。最終回は来週だが、美咲の死は治験に関係なかったので何だろう?

治験のカルテは榊原がアメリカ出張→帰国後すぐオペのため書くことが出来ないというアリバイから、別の人物が浮上する。それがまさか葵だとは…日向(妹)回の時は出来る印象だった葵。動機も治験薬を作った彼氏の為…武良井の『都合のいい役回り』として見ていたのでは?という忠告が的確。

10話『dramaturgy』。闇に堕ち、病院から飛び出した榊原の手を取ったのは武良井だった。凶器を持って榊原を狙う結依の母に『手術は成功していた』と諭す武良井・院内交番に書いていた御礼の手紙を見せる川本・結依の手紙に泣かされる。先週といいなぜ…となってしまう。 

愛子との和解回。マミーが間違っていた、と素直に言えることはいいこと。捜査一課長の人情ではじめくんと話せてボタンの掛け違いが解けた愛子の笑顔がかわいい。ター坊は福来家の末っ子として頑張ってくれよ!? 

人付き合いが苦手で波風立てたくない藤巻が久留米の存在で病理医としての力を再認識し、真犯人を追い詰めていく主軸にギフトの魔力に取り憑かれてたキャラクターの濃さが入り、毎回目が離せないドラマだった。さすがオリジナルの黒岩脚本。 

麻帆の面接での藤巻への愚痴がきっかけでここまで大きなことになった病院、シーズン2は無いと思うがどうなるのか。普通に残るのか疑問。 

悪魔の球菌ことギフト、奈良さんに託されて治験として利用するはずが権力に囚われた男たち(奥野が最初に使った持ち主は予想外)に使われすぎていつしか『証拠が出にくい殺人道具』に成り下がってしまった・作った人を神扱いで有頂天になったそんな印象。薬になるチャンスだったのに。

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