【映画『バービー』にまつわる寸劇】

「『バービー』観た?」
「観た」
「どうだった?」
「30代のバービー(マーゴット・ロビー)に40代のケン(ライアン・ゴズリング)って、ひと昔まえには考えられなかった配役だよね」
「面白かったかどうか訊いているの」
「もともと僕はマーゴット・ロビーさんのファンですから。でも、ゴズリング=ケンはいまいちピンとこなかったなあ」
「フェミニズムについてはどう思う?」
「あまり意識しなかった。いまどき普通じゃないですか」
「つまらなかったの?」
「マーゴット・ロビーのファンとしては大満足ですよ」
「有毒な男らしさ(Toxic masculinity)はどう思う?」
「僕なんかは有毒性の塊ですから……(叩頭)」
「『バービー』がつまらないって言って、彼女にふられた男性が大勢いるんだって!」
「なるほど。それは良い手かも」

youtu.be/pBk4NYhWNMM?feature=s

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映画『バービー』で「あお鬼さん」の役を演じたライアン・ゴズリングは、見た目はむちゃむちゃチャラ男だけど、すばらしい!
というご意見を知り合いのフェミニスト/シスター(カトリック修道女)からいただきました。
その通りかと思います。
たとえるなら、米国の公民権運動を背景とした映画で白人至上主義者を演じる白人俳優(例:『ゴースト・オブ・ミシシッピー』のジェームズ・ウッズ)のような偉さがゴズリング=ケンにはあります。
脱線しますが、実際の名誉毀損裁判を元にした映画『否定と肯定』で嫌味なホロコースト否定論者を演じたティモシー・スポールも偉いと思います。
なお、先に投稿した【映画『バービー』にまつわる寸劇】はあくまで創作です。私の個人的な見解を(必ずしも)提示するものではありません。

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