【Hospitality】未知の方から道を訊かれることはときどきある。私は親切なタチなので、懇切丁寧に説明する。でも、方向音痴の気味もあるので、ときどき間違って教えてしまう。つい先ほどもヤバかった。外国出身らしい素敵な女性が「すみません。○○はどこでしょうか？」と路上で訪ねてきた。hospitality 満々で説明しようとした、まさにそのとき。たまたま通りかかった年配の男性が「○○だったら、私もこれから行きますよ」と声をかけてきた。その後の短いやり取りで、私は自分が○○の場所を完全に間違えていたことを覚った！　私の粗忽のために、その女性を路頭に迷わせるところだったのだ。偶然の幸運に恵まれて、それだけは避けることができたけれど……。親切だが、そそっかしいという自分の欠点を修正しようと改めて痛感したのだった。