https://pawoo.net/@kataka/109900780921324847
ヒト（だけでなくイヌとかワニとかもおそらく同様に）の視覚は「『脳が作り出すイメージ』を感覚する」ものだから、カメラや 3D CG が作り出す「物理的なイメージ」や「物理的に正確なイメージ」とは違う。
たとえ人物に影が掛かっていようが、その人物を注視したヒトの視覚はその人物を明るく見ようとするので、「影は消える」のが絵としては「あるべき描写」になる。
生涯を絵に捧げ、後世に作品を残すほどの大家なら、そんな事は当然分かっていたはずだ。
https://gigazine.net/news/20230216-art-of-shadow/

逆に、「どうしても正確な描写がしたい」ならば、絵を描くのではなくカメラマンや 3D CG クリエイターになる方が良い（※）。
ヒトの視覚というフィルターを通す限り、我々は「正確な絵」を描くことなど不可能だし、
その「歪み」があるからこそ、描かれた絵にはオリジナリティーという価値が付く。

※ 細かい事を言えば、カメラや 3D CG も 100％物理的に正確な描写をするとは言えないが、それはここでは措く。　少なくともヒトの視覚よりは桁違いに正確だし。 [参照]