琉球新報文化面での連載「季刊
目取真俊」タイトルの鋭角なかっこよさ

第三週までは女の園だったけど来週からは男子学生と学ぶ回に入るということで緊張する 岩ちゃんことコブラも登場するので並の緊張ではない

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『虎に翼』、対立するから、嫌いだから、嫌われてるからといって女同士が即決裂するなんてもったいないんだよという呼びかけを感じた

今日執筆仲間の友達と会って「小説を書くのは自分の凡庸さを直視させられ続ける作業なのでまじできつい」という話をしたのよかった

リュウジが維新、ひろゆきと続いて暇空茜と絡んでるの最悪 レシピ本買い続けたいからやめてほしい

三島賞受賞作マラソンをして今6冊目なんだけど、1冊を除いてどれもおもしろい。今日は上田岳弘『私の恋人』を読了して、自由であること、知性的であること、そして読者に親切であることを両立していて本当にすごいと思った……「本当にすごいと思う」という単純な感想が素直に漏れる小説のありがたさ…………

甘×酢、甘×塩、甘×辛って最高
甘×甘、これは解せない

古谷田奈月『無限の玄/風下の朱』スーパーよかった。どっかで見たことある純文学をなぞることなんて死んでもしないぞという誓いがスーパーオリジナル(なのに読みやすい)文体に如実に出ている上に、筋もおもしろく、テーマもものすごい真面目で、「この作者まじですごい」と思えて読んでる間幸せだった、読後は放心した。

崎山多美って予備校講師なんだ……私も崎山多美に国語習いたかった……
asahi.com/articles/ASQ615TX4Q5

『聖なる夜 聖なる穴』『人類館』『平和通りと名付けられた街を歩いて』とか読後ずっと引きずるヘビー級の沖縄文学に痺れてきて『豚の報い』はあんまり響かなかったんだけど、加齢なのか出産で体やられたせいなのか『豚の報い』のギャグにふふってなってる自分がいて

崎山多美『クジャ幻視行』も、読んだことないけどタイトルかっこいい……タイトルかっこいい沖縄文学といえば詩集だけど与那覇幹夫『赤土の恋』も良い

崎山多美『水上往還』のあらすじを初めて知ったんだけどこの内容に『水上往還』てタイトルつけるのカッコよすぎて泡吹いた

第三話「平和バトンリレー」、戦後間もない頃に男性が地元で戦死者の霊と交わる……第一話と第二話といっしょ……もしかしてこれは……ワンパターンなのでは………………

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“逃げ”と書いたけれど、この短編集は、沖縄戦の体験談の前で小説は何ができるかの又吉栄喜の試論なんだと思う。残酷な現実を伝える体験談の前で人は時に言葉を失う。体験談をなぞるだけの小説は体験談ほどの力を持たない。体験談とは異質の媒体である小説は、どうすれば言葉を得ながらにして沖縄戦の核に迫れるのかを探っている。“逃げ”と集約することはできないなと今思った。

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二話目『兵の踊り』。戦場を免れた北部の、徴兵されなかった細身の男視点という点に“逃げ”を感じなくもなかった。けれどその視点を活かして、戦争で家族や知己を失った人々の悲しみに迫っている。この一行のためだけにこの短編を書いたんだろうな、という渾身の、でもさりげない一文の哀切がしんしんと胸に残る。こういう一文の巧みさがプロなんだなと思う。

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どんなに体調不良でも本が読めるド根性が欲しいな

有名人が事実婚のまま子どもをもうけてそれを公表するの、「最近はこういうのもありだよね」という認識が広まる一助になりそうで、同じ形をとる私にとってはまじでありがたい😭👏

著者は今まで物語に純度100パーセント感動する体験を無数に詰んでて、それが創作に直結してるんだろうなと思えた。みんな人一倍賢く思われたり人一倍繊細と思われたりしたいがために創作をしがちなんだけどその臭みが全然なくて、ただただ良い創作に徹している人だという印象を受けて……そんな印象受ける人なかなかいない。いないよ!

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去年の文藝賞とった小泉綾子『無敵の犬の夜』めちゃくちゃおもしろかった。読者を主人公に感情移入させるスキルがずば抜けて高くて、沖縄出身30代女性の私が主人公である北九州以外を知らない中学生の男の子の気持ちを完全に“理解(わか)”ってしまう、そんな錯覚を呼んだ。簡易で具体的で本質を突く言葉選びがその現象を支えていた。

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