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山崎氏は冤罪を告発したことで紅林氏に警察官としての生命を握りつぶされたあとも、村八分にされたり放火された挙げ句子供が犯人にされかけたり放火自体まともに取り合ってもらえなかったり、精神に障害があることにされて運転免許もとれなくなったなど、多難すぎる状況ではあったものの、子供たちや知人に支えられて87歳まで生きたらしい。
一方の紅林氏は、担当した事件が続々と無罪となり、冤罪が明らかになっていったことで疲弊し退職、その年のうちに55歳で没している。晩年はどうやら酒浸りだったらしい。
生きた長さで幸せかどうかは判断できないし、山崎氏の名誉も生きているうちに回復できたとは口が裂けても言えないのだが、確かなのは紅林氏が報いを受けたということだ。まあ報いを受けたとて、自らがその罪に向き合い贖罪する機会が永遠に失われており、紅林氏の作った土壌から袴田さんの冤罪が作られたことを考えると、心底昏い気持ちになるのだが。

ja.wikipedia.org/wiki/山崎兵八?wpr

ja.wikipedia.org/wiki/紅林麻雄?wpr

gendai.media/articles/-/137974

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