正確には #Ubuntu 24.04 #noble numbat の不具合かどうかわからんけど、22.04までは普通に #LibreOffice Writerで正常に印刷出来ていたdocx、dotファイルのうち、罫線(表)が複雑なものの、表のセル内の文字が重なって印刷されるという不具合がある。画面の表示は正常で印刷結果(pdfに出力したものも不具合あり)のみ異常。フォントを変えたり、フォーマットを変えたりしても改善しない。他のオフィスアプリでどうかは未確認。
うーむ。
先の件だけど、例えば「本日は晴天なり」と書いたら「本日晴天」の本日の部分に「はなり」が重なって印刷される、という感じの不具合。
やっかいなのが、条件がわからないこと。すべてのひらがながずれるわけではない。とあるテンプレートから作成した文書は全部多かれ少なかれ文字の重なりがあるんだけど、別のテンプレートからのはならない。フォントの種類や、全角半角などは関係ないようだ。
ただ、これ修正されないと、24.04に移行できん。
#FreeOffice の #TextMaker では、正常に表示・pdf出力できることを確認した。
https://www.freeoffice.com/ja/service/tips-and-tricks/linux
(debファイルを直接ダウンロードしてdpkgでインストールした)
と思ったけど、 #freeoffice では縦書きが表示できなかったり、一部のオブジェクトが印刷されなかったり。
無理やりの方法ではあるが、#LibreOffice writerで、jpgやPNGにエクスポートする、というやり方で一応印刷出来ることに気づいた。
祝リリース。
取りあえず正式のisoをダウンロードしてみたが、やはり特定のdocx、dotファイルの印刷結果に問題があるのは変わらず。
問題があるファイルを提出できれば良いのだけど、内容的に無理なので、難しい。
どうしたものか。
「表のプロパティ」＞「体裁」＞「文字の方向」を縦書きから横書きに変更すれば、印刷の不具合は改善する。
これ、縦書き文化がない文化圏では出てこない問題な気がするので、改善されないかもなあ。
LibreOfficeのフォーラムに投稿してみた結果、Windowsでも再現したとの報告があり、どうやら #Ubuntu の問題ではなさそう。冤罪だった。
LibOのバージョン7.5以降で問題が発生する模様で、サポート切れではあるけども、公式から7.4.7.2のパッケージを入れれば一応回避可能。
#Ubuntu #24.04 #noble numbat #LibreOffice Writer での不具合を起こす条件をほぼ絞り込めたので公開。
・表に複数行にまたがるセル(a)があること
・そのセル(a)に縦書きの文字列があること
・(a)の横にあるセルに、(a)の中にある文字列の中に含まれる文字があること
実際にプリンタで印刷しなくても、pdfに出力したものを確認することで、ズレることは確認できる。
ちなみに、snapパッケージでも、LibreOffice公式からダウンロードしてきたdeb(24.2.2、7.6.6両方)でのインストールでも同じ。