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夜市 / 恒川光太郎 

発売当時に読んでとんでもねえ面白い小説だ!と思った記憶があって、ただ当時の自分は相当アホだったので正しく読めていたのか怪しい。ドキドキしながら読んだ。相変わらず良かった。
小さい頃ある物と引き換えに弟を売った夜市に戻ってきた兄の思惑とか、驚きの事実的な部分があってこその最後の切なさや喪失感でめちゃくちゃ良い。風の古道でははっきり書かれてたけど、主人公が成長しなくても面白い話ってやっぱりあるよね。
ちなみに怖いけど心霊現象や悪魔で想像するホラーとは少し違う怖さで、ファンタジー寄りな気がするしよく言われてる
確かKindle Unlimitedで読める

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