職場の図書館は割とドイツ系の理論や思想に関する動向がおさえられている傾向があり良いなと思っていたのだけど、近年、あまり入らなくなっていることに気が付いた。おそらく、どなたかが丹念に情報を集め、所蔵希望を出していたのだけど、定年などでいなくなったのだろうなと推測した。それに気付いてしまうと、自分が情報を集めて、後世のためにそういう作業を引き受けるべきであるのだろうなと感じもした。
河出の山上事件本、冒頭の大澤論考が、いつの時代に書いてもこうなりそうなものでほとんどピンと来なかったのだけど、この手の社会的事件ムックっぽいものが出て冒頭が大澤さんということ自体がなんか懐かしいな~とも思ってしまった。
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