髪を乾かしていたらドライヤーからパキッと音がしたと思うやいなやかなりヤバめの何かが焼けるにおいがし始めたのでプラグを抜いて「きみなのか?」と聞いてみたものの、返事はなかった。いつだって別れは突然さ……俺はオープンカーに飛び乗り、夜のハイウェイを走り……なんかあのトンネルの照明?が俺の顔をオレンジ色に染めてはは通り過ぎていく……いわゆるYouTubeのnight drive music 24/7的なループアニメのやつになり、そしてビックカメラで新しいドライヤーを買って帰って寝た。ドライヤーが壊れたところまでが実話だ。