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『会計の世界史』
事業のお金管理はなぜ煩雑なのか、その起源から辿る会計の歴史。
イタリアから始まり、オランダ、イギリス、アメリカと舞台が移っていく。
海の外に出ようとしたときから、大きな資金が必要となって、カンパニーは集まって解散する性格から継続企業へと変遷していく。
鉄道という固定資産の大きな事業で収支ではなく利益という概念が生まれ、アメリカ大陸で規格化、画一化による大量生産が発生した。

イギリスあたりから、資本家に対する信用の担保としての会計ルール化の話になっていって、すごい勢いで興味が薄くなったので、やっぱりその規模のものにそもそも興味が持てないようだった。

簿記1級のテキストがとっつきにくいというか、何をしているのか理解をしていなかったのだけれど、企業会計と管理会計の違いがわかったし、減損にのれんが関わってくる意味も何となくはわかったし、ようやく勉強が進められそうです。

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