子どもの頃の本。うちにあって何度も読んだ本もあれば、何度も何度も図書館で借りて読んだけれど自分の書架に並べることがなかった本もある。父と本屋さんに行く時は、読んだことのない本を買ってもらうのが常だったから。
うちになかった愛読書のひとつが『すばらしきフェルディナンド』と続編の『おきなさいフェルディナンド』。あの雨のシーンが大好きすぎた。もう一度読みたいなあ、どこにあるかなあ。
今思うと、父と2人で本屋に行くというのは不思議なアクティビティだった。妹が入退院していた頃に始まったのかもしれない。母が妹にかかりきりで姉が可哀想だが、本を与えておけば大人しく留守番する、と思われていたのだな。そして実際そうだった。夕方もう暗いのに電気もつけず本を読み耽っていて親の帰宅も気づかなかったという我が家の伝説🤣🌃📖
目は悪くならなかった。まだ裸眼だ。