カウリスマキ「街のあかり」
珍しくも1日で映画2編見た。公開期限の力はすごい。ただ身も蓋もないこといえば1編あたりの時間が短いって理由も大きかった。
どっちも美しい映像でまあまあ面白かったけど、ちょっとパターンは感じたな。
◯男は薄っぺらなメンツで生きてる
◯男は3人でつるむ
◯女は遠慮深く辛抱強く愛情深く賢い
あたり。
そして、結果としてだめな男が女に救われる、というとこまでがセット。今日見た2編に関していえば。
シリーズの残るもう1編「過去のない男」は見たのだいぶ前だから比較できないけど、どうだったかな…。
1人の監督の描く作品で多少のパターン化はしょうがないって思わなくもない。
ただパターンの内容はあまり面白くもないかも、とちょっと思ってしまった。マニックピクシードリームガールの延長というか。
それだったら僕はバッファロー’66の方がいいかな…なんて。
カウリスマキ「街のあかり」
そんなわけであまり感心はしなかった映画の中で、個人的なハイライトを持ってったのはこの花瓶。酒瓶に細工したもの?それともこういうデザインがあるんだろうか。
美しかった。写真じゃいまいち伝わらないと思うけど。