「海に眠るダイヤモンド」最終話 

見事な終わりだった。万人に見てほしいドラマ。時代をまたいでさまざまな世代の人が活躍するのも印象深い。

鉄平の「捨てられないものを後生大事に抱えている」という述懐にはとてもシンクロするものを感じた。あれほど人懐こい鉄平も、端島をひとたび離れた後は常に孤独の影を引きずって生涯を終えたことを思えばなおさら。

しかしよく最後家を買えたね?それもなかなか立派な。笑
点々としながらもちょっとずつ貯金してたのかな。軍艦島を望む長崎の土地、とてもきれいなロケーションだった。
鉄平終焉の地にふさわしい場所。

そこから毎日のように端島を眺めながら、死没のたぶん2年前に島を訪れ、手製のギヤマンの花瓶を居住地域に収めたんだね。
寂しいけど彼個人の人生としても立派な大団円の数年間だと思う。そんなとこまでたどり着ける人ばかりじゃない、現実は。

計り知れない挫折と悲しみを抱えながら、そこまで歩き続けたのがえらさだと思う。玲央じゃないけど、やっぱり何よりも僕はそこから学びたい。
歴史に残したいドラマ。それだけに最後に告知されたDVDボックスプレゼントが昨日までだったことには意気消沈しちゃった。笑

海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
tver.jp/episodes/epynfu25cm

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視聴率は今ひとつだったみたいな話を見かけたけどほんと?
これほどのドラマがリアルタイムで評価されないとしたらずいぶん寒い話だと思う。

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