日曜日に終幕するキリコ展に駆け込んできた。
序盤にあった「17世紀の衣装をまとった公園での自画像」がすごいインパクトで、撮影可なわりに人も集まってなかったからド正面から撮ってきた。
写真じゃわからないけどビロードっぽい布の感じとか迫力がすごい絵だった。
左下にいる馬を引く人は遠近法的にはこの位置で合ってるんだろうけど、特にぼやかしたりもしてないから対比的にキリコがあたかも巨人のように見える効果が生まれてるんだよねきっと。
…と、解説にも当然書いてあるかと思ったら書いてなかったからここに書いておく!
もともと期待してたのはマヌカン(マネキン)を使った作品群だったけど、いちばん気になってた「予言者」とかはちょっとアイディア賞みたいな感じがしちゃって。実物見てもそこまで心動くことはなかったなあ。
だぶんわりと代表的な作品でありながら撮影可だったからか、こっちはすごい人だかりだったけど。
でも同じマヌカン系でも多少の人間性を見出して描いたかのような「南の歌」にはなんともいえない魅力があった。
https://www.instagram.com/dechirico_japan/p/C5kKvn1P7zP/
あとトロイ戦争を題材にした小さな彫刻「ヘクトルとアンドロマケ」。アンドロマケの背中はあたかも生きているようだった。
https://img-spur.hpplus.jp/article/parts/image/8c/8c8d3d02-8c18-4a2e-b258-962558c232f5-2592x1944.jpg
より正しくは「閉幕」だな。…まあいいや( ・_・)/^