近年の漫画は連載を打ち切られないために人気の前借り(=回収の見込みのない意味ありげな伏線を乱発すること)が当たり前。そのせいでのちのちストーリー的に首が回らなくなるのがデフォ、みたいになってるんでは。
伏線は債券だよ。それで得た人気は必ず債権者(ファン)に返さなきゃいけないんだよ…。
それでもある程度の期間に渡って連載が続けばファンの母数は増え、キャラは認知されグッズは売れて、商業的には成立する。アニメになったりすればもっと。
そうなるともはや(自覚はなくとも)伏線回収なんかどうでもいいという種類のファンが批判を敵視して黙らせてくれる構造が確立する。そして世間的にはアンタッチャブルな「名作」になってしまう。
そういう作品を僕は憎んでいる。