イスラエルへの呪詛
イスラエルが今ガザでやってる大虐殺が、僕が持ってたユダヤ人全般に対する漠たる敬意や好意を粉々にしたのは間違いないんだよな。
「差別というものの罪深さと、それが暴走した場合の恐ろしさを誰より知る被害経験者」みたいなイメージを、なんとなくにせよ持ってしまっていたから。
しかしそれは違ったね。最初から違うべくして違っただけにせよ、違った。
故国喪失から数千年に渡るいわば学歴も虚しく、自分が強者の側、差別する側、殺す側であれば虐殺おおいに結構という平凡陳腐な普通の民族でしかなかった。
ホロコーストの記憶は普遍的な学びにはならず、「悲惨な被害者には二度とならないぞ」というマッチョな誓い程度のものをはぐくんだだけだったわけだ。
そのへん、まるっきり日本人と一緒だね。ほんと普通。
学ぶ能力が絶望的に低いとこまで含めてそっくり。人類みな似たもの兄弟だ。
まあ普通じゃない民族なんてこの世にいないわけだから、当たり前の実態が赤裸々に暴露されただけなのは確かだし、僕はそのことで改めて学んだけど。
ユダヤ人全般はともかく、イスラエルというユダヤ人国家に関しては現在進行系で虐殺を進めている主体であるわけだから、僕らイスラエルの外の国際社会は何が何でも彼らを止めなきゃいけない。
そのことだけは間違いない。