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 ニューヨーク大学のマイケル・ランピーノ教授などからなる研究チームは12月10日、陸上生物の大量絶滅がすでに知られている海洋生物の大量絶滅と同様に約2750万年の周期で引き起こされていることが解ったと発表。研究チームによれば、これらの大量絶滅には天の川銀河における太陽系の運動が深く関係している可能性があるといいます。
 研究グループは陸上生物の大量絶滅に関する記録を統計的な手法などを使って詳しく分析しました。すると、過去3億年の間に約2750万の周期で10回の陸上生物の大量絶滅が起こっていることが解りました。
 そして、そのうちの8回は海洋生物の大量絶滅と同時期に起こっており、非常に大規模な火山活動を伴っていました。また、その8回のうちの3回には巨大な隕石の衝突も伴っていました。
 このように大量絶滅、非常に大規模な火山活動、巨大な隕石の衝突が約2750万の周期で時を同じくして繰り返されるのは、単なる偶然の一致なのでしょうか?研究チームによると、そうではない可能性があるといいます(以下、略)。
 この論文は12月10日付で「Historical Biology」誌にオンライン掲載されています。

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