> 地方は公共交通機関をもっとなんとかしないと再生の道は無いよ。車無いと詰むって都会の人にはちょっと分かんないんだろうけれど。
自律的な移動手段は本当に重要だ。
都会で歩くことが苦にならない人であれば、十分に路線が張り巡らされた電車やバスがあれば良いだろう。田舎でも高校生までの若い人であれば自転車で十分だと言う人も多いかもしれない。
けれど、一般的に言って、田舎では自家用車が唯一の自律的な移動手段であって、それを失うことは自由を失うことを意味する。
買い物するのが不便になるとか、病院に通院するのに苦労するとか、そういう現実的な生活のハンディキャップを背負うこと以上に、行きたい時に行きたい所へ行くという自由がなくなることの方が人間にとってダメージが大きいと思う。
数年前、友人の一人が脳梗塞を患って半身に麻痺が残り、自動車を諦めざるを得なくなった。当初、彼はひどく塞ぎ込んで自宅に閉じこもってしまった。ところが、介護保険を利用してシニアカー(バッテリーでゆっくり動く小さな4輪車)を借りてからは、見違えるように明るくなった。身体の状態はさして良くなってはいなかったけれど、生き返ったように元気を取り戻した。
移動の自由はそれほど重要なんだ。
ほんとコレ(移動の自由は重要)
QT: https://fedibird.com/@softark/109704577709987609 [参照]
先日ほぼ公共交通機関だけで旅行へ行ったけど、(出来なくはないが)難しいことを実感した。
東京駅までは電車で行き、帰りはバスを利用した
・最寄りの駅までの公共交通機関がほぼゼロ(手段は徒歩や自転車、車。最寄りの駅までは徒歩30分。隣の駅までのバスは一応あるらしいが本数も少ないし最寄りのバス停まで徒歩で20分以上かかる)→家族に送迎してもらった
・(時間帯によっては)公共交通機関を1本逃すと1時間待ちとか普通にある→田舎あるある
時間が限られていたため、何度も「車があれば」ともどかしい思いをした。
都会から離れるほど、公共交通機関が少ないことが多かったりするので、車の存在は本当に大事。文字どおり「車が無いとどこにも」行けない