畑の作物が多少の食害に遭うのは仕方ないとは思っているけど、今朝は若いパパイヤの木が3本食べられているのを発見して意気消沈した。今までの状況証拠は:
・地表に出ている、または地表の茎のすぐ下にある芋を好んで食べる
・落ちたヤシの実を齧って果肉を食べる
・深い穴は掘らないのでイノシシではなさそう
・歯型を見る限りネズミよりかなり大きい
・夜行性で崖の下の茂みで寛ぐらしい
なのでヤマアラシではないかという気がしてきた。ヤマアラシにしてみればパパイヤの幹なんてブロッコリーみたいなものだろうから、今までいくら植えても育たなかったはずだ。
幸い穴は掘らないし地上30cmぐらいまでしか届かないようだから次回からパパイヤの苗は低い金網で囲ってみることにする。
我が家から一番近い街はウブドなんだけど、観光に特化しているので渋滞するし危険なバイクも多い。なので最近は街に行く用事があると逆方向にある普通の地方都市、ギャニャールに向かうことが多い。
新しい口座を作る必要があったので某銀行のギャニャール支店で拙いインドネシア語で四苦八苦しながら口座を開設。担当の兄ちゃんが「お渡ししたいものがあります」と言うのでどうせ役に立たない記念品だろ、と思ったら華やかなラッピングのお菓子セット。
この場面で実用一点張りの贈り物には意表をつかれた。虚飾を排したある種の清々しさがあるけど、農村地帯の田舎町の客層を考えたらこういうものが実は一番喜ばれるのかもしれない。まだ米5kgとかじゃなくて良かった。いや、農家に米をプレゼントするわけにはいかないか
ディープ千葉>ロンドン>東京>京都>ジュネーブ>神戸>NYCからインドネシアのバリ島に流れ着いて今は自称有閑バナナ農家。熱帯の暮らし、食べ物、植物、自転車乗り、一応昔取った杵柄の国際、人道、techなど