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甘麦大棗湯という漢方薬について説明します。構成している生薬は小麦(しょうばく)、大棗(たいそう)、甘草(かんぞう)。小麦は小麦粉なのでよいとして、大棗はドライフルーツのナツメ(デーツとは少し違います)のこと、甘草は醤油の甘味料として使われています。つまり食べ物や調味料の食材として使われているのです。効能は神経の過敏を和らげることですが、食べ物に近い生薬がそのような効果を発揮するなんてちょっと不思議で興味深いです。
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