それでも次に会えるのが半年先か一年先か分からない以上しないことなんてできなかったし、次に会うときもそうせずにはいられないと思う。心と心が薄れなければ。薄れないように努力はしたいと思った。こーじは3時に帰っていった。連日こんなに寝不足でごめんね、と声をかけると、全然いい、だって最高だったと言ってくれる。その言葉と声を、私は信じる。私も6時に起きる。ティラミスをつつきSoGL観戦しつつ最終パッキングして空港へ向かう。行きはあんなに全部不安だったのに慣れたもんだなあ。電車で宇多田ヒカルを聴いていて、「残り香」にピンとする。この3週間を振り返りたいのだけど今はどうしたって濃密すぎたこの3日間が最前に来てしまう。人生の大事なひとに会えてよかったな。私はこうやって1人でいる間にたくさん振り返って思い詰めてしまう癖があるから、もしかしたらこーじは私ほどには感じていないかもしれないけど、私は大切に思ってる。それで十分。全然思いもしなかったけど、こーじと付き合って一緒に生きていくのも素敵だろうなと思う。まあどうなるか分からないね。
heartstoneという映画。苦しいヒリヒリするあの頃の世界ととてつもない映像美が感情を静かに湧き立たせてくる。私、最近なんでも言語化してしまうけど、言葉にならない感情世界ってあって、なんでも言語化することはそれを無みすることになるのではと反省をした。言葉に分析しない感性ももったままでいないと、過去の自分たちを守ってあげられない大人になってしまう。私にとって必要な作品だった。ありがとうこーじ。
最初、ラストナイトに腕の中で観るチョイスとしては重かったかも?と心配したけど、これを好きで何度も観てるこーじと共に過ごせたことがとても良かった。こーじは純粋に私との時間をもう一度過ごしたいと思ってくれているんだなということも分かって、大切に捉えてくれていることに感謝をした。映画の間に手が伸びてくることがなかったから。こーじの腕の中は相変わらずあたたかかったけど、1度目より2度目よりも快感をダイレクトにやりとりする感覚があって、早くも慣れを覚える。いつかもっともっとわがままなこーじを見られるのかな。そこにどれだけの愛があるかな。今(あえて互いの了解の下で)曖昧な関係であること、その上での性愛が少し淋しく物足りないものに感じた。
前菜のclam marinara(二人で一生懸命調べた)が最高に最高に美味しい!びっっくり。こーじを見ると目を閉じて、んーーと染み渡らせて目がキラキラしてる。こーじの感情表現は深い。伝わってくる。映画は日常系の、とくに何も起こらないすこし悲しい感じの類が好きと言うので目がハートになってしまう。その私と全く同じことを自分から教えてくれた人は初めて。こーじは気に入った数作を何度も繰り返し観るタイプだという。とっても良く分かる。自分の好きを大事に、周りと比べて気にしたりカッコつけたりせずまっすぐ愛する人なんだな、だから好きの感情表現もこんなに深くて豊かなんだと改めて理解する。私もこーじのような豊かさをもつ人になりたい。
バーガーも美味しい。身体に染み渡らせるような美味しさがあるバーガーってなかなかないよな。ポテトのヨーグルトソース(?)のようなものがミルキーでとても美味しい。これからどうする?となって、アイスランドの映画をホテルでpcで観ることに。なんて素敵なデート!帰りにケーキ屋さんでベリータルトとティラミスとコーヒーをTOGOする。
誕生日に1人でディナーに出かける特別なお店というので、「そんな大切なお店に連れていってくれるの」と聞くと「そうですよおねえさん」と可愛く返ってくる。ワクワクるんるん。向かいしな、東京に住む人たちはお休みの日どう過ごすの?鎌倉とか行くの?と言うから、鎌倉は小旅行感あるから日帰りでも行けるけどデートとかじゃないと滅多に行かないね〜と言う。お泊まりデート?と弾んだ声。お泊りデートしようね。響きだけで楽しいよね。
Dinerは自分1人では絶対入れないだろう雰囲気ありすぎな素敵なお店。ワインをいただく。すごい、素敵なデート。ホールのお兄さん(おねえさん)がメニューをテーブルの上に書いて説明してくれる。何を言っているか分かる瞬間があるけど瞬間的に過ぎ去ってしまい結局何もわからない。香水の説明みたいに流れるようなアーティスティックな説明。こーじに色々聞いて、前菜は話からなんとなく気になってたやつと、メインはバーガーをシェアすることに。こーじはエスコート上手でセンスが良くて、でもずっと一人で生きてきたから〜と言うので不思議。人物像が乖離。
Bushwick Inlet Parkはドミノに負けず景色が美しかった、寒くなるまで海の向こうを眺めて、寒くなったのでpartnersでピスタチオオレンジラテを飲み、お店に寄る。みゆきさんがなぜアメリカに来たのか初めて知る。るいくんが漫画家を夢見ていることを初めて知る。私、交流が足りなかったかな。変に長年上長をなってるからプライベートの話を私から聞くと強制になってしまうのでは、という言い訳で自分自身の守りに入ってしまう。2人のこれからの楽しい生活を願ってホテルへ戻る。途中McNallyで忘れられなかった可愛いカードとステッカーを買う。ホテルへ戻るとこーじからLINEが来てて慌てる。急いで支度をしてジェラート屋さんで落ち合う。屋上の夜景で落ち合うの話の空気を思い出す。こーじは仕事の日でも身だしなみがちゃんとしてて格好いい。深い目。ジェラート美味しい。colleteは予約満杯で、それに、Dinerというお店はこーじの1番のお気に入りだというのでそちらに連れて行ってもらうことに。
cafe colleteでひとり遅めのランチ。white beans soupが染み渡る優しい味で涙が出る美味しさ。日差しが溢れる窓辺を眺めながら、finally finished all yeah〜!と心で思う。昨日一昨日の日記を噛み締めて書く。途中で、こーじが昨日の夜の電話で洗濯した、って言ってたの、あれ私がシーツにコーヒーこぼしたからじゃん!と思い出す。なんて都合よく忘れてたんだろう、電話の時スルーしちゃった。自分が嫌になる。こーじとは人生で長く仲良く一緒にいて、色んなことを一緒に経験したいし、私の知らないこーじの経験や世界をたくさん話して聞かせてほしい、これからも。それが叶うのであれば関係性は友だちでも恋人でもそれ以上でも以下でも何でも構わない。そう思う。人生でこんなふうに思える人ってそう多く出会えるわけじゃないし、たった2度会っただけでここまで思えるのもすごいことだと思う。買いかぶりすぎ?でもそう思う。
1/2日記 230201
結局25時すぎに寝て、朝7時に起きる。睡眠のリズム乱れすぎてもう訳わかんない。けど、それほど大事にしたいこととラスト数日で出会うなんて想像していなかった。とだっちさんと雑談本キャス。すごく久しぶりのとだっちさんの声はとても明るくて思わず目を閉じて声に身を預けた。聴くだけで心が伸びやかになった、いい声だなあ。本当はとだっちさんの構造主義の話から言語学に飛びたかったけど、なんだか私ばかり話してしまった、30分て本当に短い。時間の使い方結構反省したのだけど、とだっちさんの感触はよかったみたいで、ならいいか。「いつもゆっくり話聞いてもらってるから〜」の言葉に簡単に嬉しくなる。いつもひとのケアを笑って明るくしてくれるところが大人だなあと思う。こーじのこともあったし、やっぱり早めに会ってみなければ、と思い、蕎麦を対おねする。いこうー!と言ってくれるものの日程調整まで話が行かないので、やはりスタンスが不明である。
とっても眠いので12時まで寝ちゃう。最終日の贅沢!こーじと会えるとき肌の治安が良くありたいのでノーメイクで過ごす。
帰り道、そして仕事しながら、このまますれちがわないで、心と心の関係でいられるために何を伝えたらいいか考える。夜になったら連絡しよう。もう一度会ったっていいし。
最終日、予算達成して終わることができた。頭がこーじに伝えたい想いでいっぱいだったけど、ちひろちゃんが声をかけてくれて一杯飲む。彼女はとてもクレバーでCIBONEのことをまっすぐに捉えてよく考えてくれている。聞きながら、私はここまで今の仕事に入り込めないな、でもバイトの彼女でもそこまで考えてくれてるんだよな、と心にグサッとくるものがある。
帰ってひと呼吸おいて、こーじに電話。こーじは話し上手で話し好きで、ゆっくり話を聞くのがたのしい。大事な話もできたし、上手く伝わったようで嬉しい。明日の夜会えることになりそう。NYでやり残したこと、強いてあげるとするならこーじのことしかないと思っていたので、よく締めくくれそう。
私はどうしたいんだろう、こーじともっと近くにいたいし交流のための性愛もしてみたいかもと思って、朝まで帰らなくていいか聞いてみる。いいよ、僕のベッドで寝ていいよ、こーじはどうするの?僕も寝るよもちろん。ありさちゃんがよかったら。うん。受け答えが優しかった。寝巻きを貸してもらう。お泊りたのしい。この人はこれまで好きだった人のこと深く愛してきたんだなと、私もそのお裾分けをもらって心があたたかく包まれる。とっても幸せな気持ち。睫毛が長くて腕や胸があたたかくてとろけそう。一晩一緒にいてほんとうに良かった。朝起きてコーヒーを淹れてくれる。待っている間にiPhoneを開いたらおかずとくんとくにひこととだっちさんから連絡が来ていて何かを示し合わせたようだった。甘い香りがするコーヒー。私がシーツにこぼしてしまう。何から何まで本当にごめん!!洗濯しようと思ってたからいいよ、と言ってくれる。何から何まで優しい…申し訳ない。こーじと年末まで会えないなんて信じられない。すごく不思議な感じ。こーじがどう思ってるかは検討つかないけど、私は人生でもそう多くない心が通う友だちに出会えたと思ったから、この一度ですれ違ってしまうのは勿体ない。
UES、ドリンクもカプチーノアイスクリームもとても美味しかった。こーじの頼んだカクテルが可愛すぎて美味しそうに飲んでるこーじが愛おしい。次はどうしようと言いつつ、こーじの家のルーフトップからマンハッタンの夜景が見えるそうで、何それ素敵!とっても見たい!と思いそちらへ。ちょっとドキドキ。電車をよく知っているひとと電車に乗るのはとても安心。帰りがけにタコスを買う。私はポークとビーフタン。こーじはチキンとフィッシュとビーフ。NYのお酒もアイスも屋台メシも食べてみたかったので全部叶えてもらって嬉しい。こーじのお部屋はとっても居心地がよい素敵な空間だった。キッチンスペースが広くてきれい。タコス食べながら読む本の話や香水の話をした。こーじの好きな香りのセンスが好きで、相性が良さそう。はしごに登る、広くて綺麗!すっごい!興奮してたらそんなに行ったら本当に落ち合うことになっちゃうよと笑って心配してくれる。ブランケットに引き寄せられて一緒に座ってゆっくりぼんやり眺める。こーじの隣はあたたかくて気持ちがいい。無理がない距離感だった。とびきりロマンティックナイト。いつのまにか時間というものがふわっとなくなっている。朝までいつまでもこのままいたい。
Rudy'sのブタが大きい。とても混んでいてサタデーナイト感がある。混みすぎていてホットドッグが貰えないけど、混んでてうるさいおかげでくっついて話せるのは距離のチューニングに助かる。こーじは真面目なひと、だけど柔らかくておおらか、そして自分の目を持っている。こーじが私と日本語で話すことに頭で翻訳しているあいだ、そのゆっくり流れる時間が心地よく私もやさしくやわらかい気持ちになる。オレンジ色の光のパウダーに包まれる感覚。
UESではセックスとこれまでの恋愛の話をする。初対面の早い段階でセックスを話題に出す人は信頼できる。身体的関係に対する価値観をすり合わせられるから。あと彼氏いるの?ってちゃんと聞いてくれる人。ありがたい。自分のスタンスを開示してくれるから。(そう思うと、私は自分から開示してなくてずるいなと思うからこれからは開示していきましょう)
これまでの一番好きだったひとの話を聞く。最初の擦り合わせが上手くいかなくて2か月で別れてしまったという。分かる。大人になってから、ちょうどいまの年齢の恋愛ってむずかしいよね。NYは長く付き合うつもりのない恋愛が多いそうで難しいらしい。
1/2日記 230129
(27の続きでもあるけど)定型じゃなくても色々注文できるようになったなあと思う。
起きて、シャワーを浴びて長めに保湿をする。少しだけ緊張する。行きしなにコーヒーを買う。もう毎日コーヒー飲まないと過ごせなくなってきてしまった。コーヒーとチョコレート。今日は夜のことをよく考える。
みみちゃんの言っていたダイナーでお昼をピックアップする。ほうれん草オムレツはダイナーの定番なんだね。ハワイのファミレスのオムレツが美味しかったことを思い出す。
仕事が終わると、もう、ナイトクルーズして7時間働いておしまいなの、実感がない。まとめる余裕が欲しい。
仕事を終えて電車に乗って、着いたもののパスポートがないと年確パスできないという。なんだって!!めちゃくちゃ焦ってホテルに戻る。戻りながら、とても迷惑をかけていることを申し訳なく思いつつも、心の準備時間が取れたことに感謝をする。お詫びにとポシェットにnoeさんのチョコレートと、私の心を落ち着かせるためのチョコ、パスポートをピックし急いで引き返す。着いたらapple storeがあるからといわれたけど全然無い。待ち合わせ駅が違った。結局21時集合のはずが22時半になってしまった。こーじは初めてだと分からなくて当然だよとすごく優しく認めてくれる。
今日も起きられた。SoGL楽しかった。好きなひとが、好きなひとの存在を忘れて自分が熱中する環境で、気づいたら、あ、いたんだった、みたいなのがやれる関係性はつよい。負けて悔しい。反省も多く、朝人狼するの早起きできていいけど感想戦もそこそこに仕事に向かわねばならぬのはつらい。あと同じひとと2-3戦やりたくなるので物足りない。
納品でバタつく。昼は3度目のFIVE LEAVES。店員さんに質問して、ついについに理想のブランチフォーエバーにありつける。選択制だったなんて、そりゃ見つからんはずだわ。ビーンズを選んだが最高だった。毎日これがいい。新聞紙から作品が出てくる瞬間がドキドキする。象平さんの黒より黒い紅宇宙が凄い。とんでもないものを見た。女の子と花が結びつくように、男の子と焼きものの景色とは私の中で結びつきやすい。しかしあんなのは格好良すぎるな。
仕事終わり、どうしても喉が渇いてコーヒーを飲みたく、Manhattan Ave.で適当に店に入る。「適当に店に入る」がようやくできるようになった。ほうれん草とミントのラビオリとアメリカーノ、と、チョコレートムース。すべて満足。この日記を猛烈に書く。一昨日あたりのことを割とよく思い出せた。帰りながら明日のことを考える。こーじは男前だし軽やかでまろやか。なりたい。
Dominoの末端に行ったら横浜とディズニーの間みたいなドリーミーな海辺が見えた。ピンクと紫と水色の世界。McNallyにも寄る。東京に戻っても心地よい休日を過ごす方法を考えるが、庭がほしい。だからプロジェクターか大きいポスターで窓の外の緑を作るべきなのではないか。もっとようこそ我が家へ〜と言えるような自分にとって心地よい部屋を作りたい。帰宅。
待ちきれずにBurrowのアップルパイを食す。なんと美しいことか。パイの淵の砂糖たちが雪のようで、東京の寒さに思考を馳せる。大切な人が寒い思いをしているのではと思い少し連絡をとる。芳しい返信がこないので、距離を保つように避けられていたらどうしようと考えても意味のないことを考える。
しばしダラダラ&放心した後シフトがまだだと気づき、やる。結局24時を過ぎてしまう。
話しながら、心の落ち込みや傷つきに対して内省して自ら癒えてゆく過程がやはり好きだと思う。心とほんの少しの身体。そしてそのための時間として、カカオを舌で溶かして静かに味わう時間というのは良いなと思った。溶ける感覚を味わうという行為が、ふれるを誘発している気がする。自分の感覚を確かめることと、心身の原始的なよろこびが両立する。私もカカオ作ってみようかな。と思う。
はじめましての人と会って、自分のことを話すことで世界が開けていく感覚、おもしろい。東京だと自分の育ってきた環境の延長線上でものをやってきてしまってたなと気づく。薄く地続きになっている。
それが、ここにいると今考えていることだけで人と向き合える感じ。この感覚で東京に帰って人間関係作っていきたい。
人と話してリンクしたり、細かい違和感から相手や自分を知ることは面白い。少し疲れるけどそれはパワーをやりとりして刺激されてる証拠。
何者かにならなくても、自分の心の向くことに手と足を動かして、それが人の役に立てたら良いなと思う。
アーティーチョークのパイをもう一度食べたくてPalomaへ、あった。
餅つきの打合せをして、寄り道して帰宅。
1/2日記 230127
念願のBurrowへ行った。
旦那さんがいらっしゃる。アップルパイと、ピスタチオのムースケーキが美しい。しかしながらチョコ好きがこうじてチョコケーキを選ぶ。お店の雰囲気から苦いケーキを想像していたが普通に甘い。甘いもの、そしてあんなに繊細なアート性、とBook Thug NationやBIGLOVEのようなクールな店舗づくりのバランスが凄い。
Katsuまで散歩。40分。全然歩ける。東京でもルーティンに組み込みたいけどどうかな。行きたいところリストアップしよう。
歩いている途中、宇多田と清を聞きながら、ソシュールと恋愛の調和を試みる。あるいは伊藤海彦。1があるためには差異が必要で、そこには出会いと別離がひらかれている。きっかけはなんでも構わないが、私との差異、ほかの人との差異がどんどんあの人を強固な存在感を放つ1にしていくということなのか。まだ言語化の余地がある。難しいが、遠からずな気がする。穂村弘のいうように、恋に落ちるとき世界の深淵にふれて、だから、永遠にふれて、時空がおかしくなってしまう。今の私もそう。困ったもんですわ。
ゆきこさんと会う。これまでの人生、心と身体の話、カカオの話、食べ物のよろこびの話、ハッピーちゃんの話。(つづく)
テンポよく観られた。Music,music,dance.日本の美術館とちがって写真撮れるのがいいね。帰って調べられる。ホッパーは、空と光がリアル。そして人の心が完全に独りの時間を描くのが上手い。演劇(や映画)が終わって会場が明るくなって、自分ひとりの精神世界から現実世界に移行するあの時間、どうしたらいいか分からないよね。
帰りがけにどうしてもコーヒーが飲みたくて立ち寄ったカフェのフラワーレスチョコケーキ、結局席を取られてホテルで食べたけどとっても美味しかった。作れるようになりたい。日本にいるときはお店のものを食べて、作れるように〜とか思わないけど、こっちだと思うな。非現実にいるからかな。
ホテルに戻ってmtg後、定例は出なくて良いということなのでGARDENリーグを観てダラダラとする。月曜朝のキャスのテーマのために本を読み進めないとなーと思いつつ楽な方へ流される。仕事もしたくない。夜更かしして寝る。部屋も汚い。山谷の谷である。
そういえば、この辺りのどこかの日にふと聞いた「ゆる言語学ラジオ」がめちゃくちゃ面白い。初回放送でソシュールの話題が出てた。言語は差異でできていることが、世界は差異でできているという構造主義に発展したという話。
あのときはギャラリーまでは足が伸びなかったからなあ。192BOOKSはおばあちゃんと息子さんが営業していたが、ソフィカルが揃っており痺れる。カフカの別表紙も見つける。アートブックサーフィンの時間とても良いので日課にしたい。あと絵を描きたい。そのあと、ちひろちゃんの言うとおり、道をくねくねしながら行き当たりばったりでギャラリーを歩く。
2つのギャラリーで素敵な出会いをする。Matthew Marks GalleryのXinyi Chengは、現実的な視界にて人を捉える瞬間の解像度がありありとうつされていて、私にとっては写真よりも映画よりもリアルだった。フクロウかわいい。愛しい人をみる瞬間の感覚、あの人たち怖そうと感じるときのあの気持ち。
そしてgagosianのY.Z.KAMIが素晴らしい。見えるようで見えてない。ふれられそうでふれられない。とは対称的とも言える。KAMIの足が赤い絵は心があの赤に曝されてしまって口が閉じられず泣きそうになった。写真集がどうしても欲しくて受付の方に問い合わせるが無いという。ネット探そう。ーヒー片手に帰ろうと思い歩いていたら、存外ホイットニー美術館が近かったので行く。しかもエドワード・ホッパーをやっていた。観たかったんよ!嬉しい。
230125
NYあと一週間だ、あっという間。ようやく土地勘やフラットに捉えられる視点を得たタイミングという感じ。
一昨日(24日)は方針会。夜3時ごろまで資料整えをしていたので早番まで寝る。漫然と夕方ごろまで過ごしてしまう。ただ朝イチ発表より心の準備時間が長くて良い。発表は時間オーバーしてしまった。伝わったのか、分からないが前に進まないといけない。発表しただけじゃダメだ、やらないと。そのままの勢いでPL解説を撮って出しする。ひと仕事終えた感。流石に疲れたので寝よう。
昨日(25日)は夜のmtgまでフリーだったので、やりたいことをリストアップして何をやるか考える。朝は5時起きで第7世代。若者の遊びを見るのは楽しい、今年初プレイだったけど、やっぱりやるのも楽しいなと思った。やるとどんどんやりたくなるよね。それから大好きなFIVE LEAVESへ行く。たまごとベーコンのやつを必死に探して頼むが失敗。なんでだよ!帰る前にもう一度またリベンジしようかな。笑 最近食べ過ぎ&運動不足で超えているのではないかと気にしているので半分食べてBOXを貰う。wholefoodsでチョコ土産を大量に買う。それからチェルシーへ。6年前来たあの綺麗でつまらない商業施設はチェルシーだったか!と着いてから気づく。(つづく)
そうなると、もう付き合う付き合わないとか、それよりも、その人が自分の心地良いペースを崩さずに楽しく生きられることが一番大事で、そのために私は何ができるだろうと考える。好きです、とか急いで言ってはいけない気がする。それはエゴ。私の気持ちは好きな人の楽しく生きるに関係なさそう、お仕事も忙しそうだし、生活ペースを揺さぶることは望ましくない。
連絡を取れるだけで嬉しいし、とにかく楽しく暮らしてほしい。でもまだ自制心が未熟なので一緒に蕎麦食べに行きたいし、できれば私からじゃなく連絡が来ることがあってほしいし、そうやって待っちゃうのが正解なのか気になって頭から離れなくなってしまう。脈なしかな、脈を探しちゃうんだよな、ダウジングしても何も鳴らない。