裏社会のボスの「マダム」と囲われ者のホから始まる、ちょっとノワール?ぽいえんほが見たい…
街中の権力者の弱みを握ってると噂の「マダム」が、治る見込みのない病だとわかったとき、マダムと対立して勢力を伸ばしてたえんじを呼び出して、ホを託して亡くなる…みたいなやつ…。えんじは街をよくしたいと思いながらグレーな手段も使う、やり手で強引だけど残酷ではない男で、マダムは「あなたならあの子を壊さないでしょう」っていうの。(ホの前に囲われててマダムの逆鱗に触れて消された、て噂の人がレディながんで、実際は愛人じゃなく護衛役だったから守るためにころすという行為で心が壊れてしまって、こっそり逃がされて暮らしてるという過去がある)
マダムは部下も信用していないのでホが護衛役ということは組織内では誰も知らなくて、マダムがいなくなるとホの身が危険になるから…。えんじはマダムのことを腐敗した街の象徴と思ってるし、これまで何度も現場で対立してきたホに対しても最初はいい印象がないからもちろん断るんだけど、マダムがホの安全と引き換えに自分の組織を壊す、この街をあげるって条件を出してきて…。
ホがマダムを裏切って組織をつぶして、えんじに下るという形をとるから、№2にしてあげて、っていう念入りな計画も立てていて、ホも合意してると。
街を知り尽くしたボス本人の計画だけに成功率は高そうで、えんじとしては願ってもない。
マダムを裏切った形になるホークスへの報復が集中しそうで、争いの火種を№2に抱え込むのは危険ではあるけど、
もしマダムの組織を潰したら自分が報復の的になるところを、ホークスが代わりになってくれるともいえるわけで……。
結局、「あの若造が俺を裏切ったら命の保証はできんぞ」ていう条件で受け入れるえんじに、マダムはそれでいい、と安心する。
これの細かいエピソードを積み上げ始めたので楽しいけど、一本にする時は山場の部分が筆力を超えてるのでどうしよう
あと裏社会の話だけど、ボスのマダムの悪事も公式のラインを守るとそこまでの悪事にはならないというか…
たとえば悪人を泳がせてある程度の違法を見逃したり、違法な私刑にすることは公式の範囲だけど、一般人を巻き込む大掛かりな悪事を率先してするのは公式ではないので、その範囲で迷う