ドイツで「パレスチナ支援のデモが禁止されている」という噂が広まっているようで、ちょっと心配になる。全然禁止されてません。今週末にあった巨大な親パレスチナデモは、ベルリンやデュッセルドルフなど全て許可が出て行われているし、公共放送で大々的に報道もされている。
何が問題かというと、パレスチナを支援することが禁止されていると広め信じることが「だってイスラエルは巨大な権力で世界を裏で握っている」というような陰謀論的な発想につながりやすいから。ドイツに限らずメディアの偏りというのは完全にゼロだとは思わないけれど、バランスが難しいところ。
改めて。ドイツで、イスラエルを批判しただけで逮捕されるようなことはありません。(副首相ハーベックの演説6分〜)親パレスチナデモに関しても、ゴールデンタイムのニュースほかで大々的に報道されています。
ただ、エッセンで開催されたデモ(デモ自体は許可されたもの)に関しては、男女分けてデモが行われるなど、イスラム主義組織Hizb ut-Tahrirヒズブ・タフリールという、ドイツでは禁止されている団体が中心となった、イスラム主義的な背景のものだったとの報道。
メギドやったり映画観たりお絵描きしたり
CPの話もする